あっという間に師走、宴会シーズンの到来だ。俺は宴会といえば、一昨年、昨年と歌舞伎町の安キャバで経費削減を目論んだが、延長に次ぐ延長で結局、散財。「このカネで何が買えたか」を年末年始にわたって熟考した。今年も財政難には変わりはないが、もっと有意義に遊べる術はないだろうか? そんなとき、ふと浮かんだのが温泉での「コンパニオン宴会」だ。
甘美な響きは巷の男を刺激し、さまざまな想像を掻き立てる。しかし、値段を見ると、歌舞伎町で遊ぶより安い気もするが……。
「実は僕も行ったことがなくて……」。百戦錬磨のO氏も実は未体験という「コンパニオン宴会」とは何なのか? 確かめる時がきた。
我々が向かったのは熱海。東京から新幹線でわずか50分の有名温泉地に「シースルーコンパニオン」で名を轟かせる宿「離れの宿ほのか」があった。
シースルーの襦袢姿に生唾ゴクリ
「いらっしゃいませ~」。女将の丁寧な挨拶に迎えられ、チェックイン。部屋に案内されると、そこは別世界だった。日本庭園を囲むように、離れの客室が配置され、さらに奥には大小5つの温泉が。
女将の勧めもあり、宴会の時間まで温泉で汗を流す。寒さで縮んだ体を伸ばせば、腹も減る。
午後8時。個室の宴会場に行くと、料理がズラリ。地魚の刺し身やかさごの天ぷらに舌鼓を打っているとコンパニオンが登場した。
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苫米地 某実話誌で裏風俗潜入記者として足掛け5年。新天地でヌキを封印。好きなタイプは人妻
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