第四十六夜【前編】

肉食系女子台頭の時代だからこそ、
行きたくなる草食系バニーのいるお店

【担当記者:テキサス】

「今日はお店に来ないのかな? もし来てくれたら一緒にアフターしてもいいよ。そのくらい、テキサスさんに会いたいの★」

 キャバクラで働く女性は、ほとんどが肉食系!? キャバ嬢の営業メールを積極的に男性を求める肉食系女子と勘違いしてしまうポジティブな男、テキサスです。

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 ギラギラした肉食系のドレスを着たキャバ嬢は好きだけど、見飽きた。かと言って、趣向を変えてメイドコスプレなどを楽しめるほどの元気もない……。

 今回は、そんな夜にテキサスがよく行くバニーガールのいるお店を紹介。見た目が草食系なセクシーうさちゃんたちと飲み語らう癒しの夜は、キャバクラとはひと味違う魅力がある。

おもてなしの心を持ったバニーガール

 そもそもバニーガール文化は米国男性誌『PLAYBOY』から誕生し、’80年代初頭に日本へ上陸。バブル全盛期にブレイクし、夜の街にバニーガールが数多く生息していた。今回紹介する『バニーズ倶楽部Zen』も’81年に、銀座にグループ1号店を出店。この六本木店も11年という歴史を持つ老舗店だ。

「そんなバブル時代の社交場なんて古臭い!」と思う今のメイド世代の若い人は多いかもしれない。確かに、お店の客層は30代後半が中心と若干高め。しかし、これまで多くの夜遊びを経験してきた先輩たちの目を侮るなかれ! バニーガールのコスプレには男心をくすぐる仕掛けが多数存在する。

 レオタードの切れ込みと網タイツというセクシーな格好で男性の視線を釘付けにし、付け耳に蝶ネクタイ、カフスボタンという正装でお出迎え。現在の「ご主人様」と客をもてなすメイド喫茶と同じで、その原型こそがバニーガールなのである。

「水商売ではなく、接客業。一人前の社会人としてお客様をおもてなしする心構えを持って、みんな働いています」(Zen店長)

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バニーズ倶楽部ZEN六本木
創業’81年の老舗バニーズ倶楽部Zenグループの六本木店。
総勢50人の女性が在籍。
住:東京都港区六本木6-1-8 アルファ・グリーンビル5F
電:03-5413-4660 営:19:00~ラスト 休:日祝
¥:60分セットで1名2000円~(セット料金は2名以上が基本)、サービス料20%。
詳しくはhttp://www.zen-roppongi.com/

※SPA!の無料ケータイサイト「無料(タダ)SPA!」にてお得なクーポンをプレゼント!
【クーポン内容】
利用客全員が初回の場合「山崎10年」1本無料
【有効期限】
2009年09月30日まで

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撮影/足達倫弘

テキサス 「女のコとの会話は最高の前戯」がモットー。趣味は年間50回ほど行くキャバクラとFX
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