安倍昭恵首相夫人と三宅洋平氏、参院選を戦った“敵”同士が「対話」
安倍晋三総理夫人の安倍昭恵さんと、7月10日の参院選東京選挙区に立候補して25万票以上をとりながら落選したミュージシャン、三宅洋平さんの関係が注目されている。それは参院選から一夜明けた7月11日、昭恵夫人が自分のFacebookに三宅さんへのラブコールを送ったところから始まる。
「どんなに甘いと言われようが、バカだと言われようが、私はどんな人とも仲良くなれると信じている。世界が平和になるためには、まずは日本のなかが、心ひとつに。和を以て貴しと為す。三宅洋平さん、公邸でお待ちしてます!」と投稿した。
この投稿をきっかけに二人の「対話」が始まった。
参院選東京選挙区では、自民党公認で当選した朝日健太郎氏を応援した昭恵夫人。まさに参院選ではぶつかった“敵”同士。
「でも、違った考えの者でも『対話』をしていくことが大切。もともと2013年の参議院選のときから、三宅洋平さんに興味がありました」と昭恵夫人は語る。
「私はずっと『選挙とは何だろうな?』と思っていました。与党も野党も『平和』と言っているのだけれども、選挙では相手を引きずりおろすような激しいぶつかり合いがあるということが、私はとても悲しいなと思っている。そのような中で、『対話』を求める洋平さんの街頭演説の映像を見せてもらったりして、この人なら本当にガチな話し合いができるかもしれないと思ったんです」
それが「公邸でお待ちしてます!」とのメッセージになったという。
そして7月16日。まずは顔合わせということで、昭恵夫人の行きつけの居酒屋で会うことになった。
違った考えの者でも「対話」をしていくことが大切
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