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実は全然稼げない「オンラインサロン」…それでもブームが終わらない理由

 コロナ禍によって、人との接点が喪失する中、いま再びオンラインサロンに注目が集まっている。人気メンズファッションバイヤーであり、1000人規模のオンラインサロンを運営するMB氏と、オンラインサロンをはじめとするファンマーケティングのコンサルティングを行う株式会社SPIQUEの山本彬央氏の対談が実現。現在のオンラインサロン事情から今後のトレンドなどについて聞いた。
MB×SPIQUE山本

(写真左から)ファッションバイヤーのMB氏、株式会社SPIQUEの山本彬央氏

ノウハウ系のオンラインサロンには要注意

――オンラインサロンで、いろいろなチャンスや出会いを掴む人がいる一方で、一部では「オンラインサロンで騙された」「詐欺まがいだった」などという噂を聞くこともあります。そのあたりをお二人はどう思われますか? 山本 オンラインサロンは非常に多様化していますからね。僕自身、時々「情報商材を売られて困りました」とか「高額な入会費を取られました」などという話を聞くこともありますね。 MB 僕の印象では「ノウハウを教えます」系のオンラインサロンは、騙されるリスクが高い印象があります。 山本 特に「年商がこれだけ稼げるようになる経営を教えます」「お金が短期間で稼げます」といったような拝金主義的なサロンは、危険なケースが多いですね。ただ、こうしたサロンが悪目立ちするせいで、「オンラインサロン=悪いもの」だと考えられがちですが、多くは健全なものだと思います。

オンラインサロンは驚くほど儲からない

対談風景――悪いサロンに騙されない方法はなにかあるんでしょうか? 山本 一番は、使う人側がリテラシーを高めることが大切なのかなと。たとえば、時々、特に目標がないのに「短期で儲かりそうだから、ビジネスサロンに入った」という人がいるんですよ。でも、それなら、サロンに入るよりは、自分で何かしら副業やビジネスをやったほうが早いと僕は思っています。これはオンラインサロンの参加者だけではなく、サロン運営をしてお金稼ぎをしたいと考える方も同様ですね。 MB オンラインサロンは驚くほど儲からないですからね(笑)。単純にお金を稼ぎたいと思うのならば、普通にYouTubeやメルマガなどで情報発信するだけのほうが時間も手間もかからないし、利幅は大きいと思います。それでもサロン運営をしようと思うのであれば、「お金」以外の目的が必要ですよね。
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活性化するオンラインサロンの特徴
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