米軍地位協定を破棄したフィリピンの民主的自意識の高さ/古谷経衡
米軍地位協定を破棄した比の民主的自意識の高さ

沖縄・嘉手納基地よりも広い在比米軍の最大拠点・クラークフィールド基地跡地のショッピングモール。カジノも併設されていて、現地人だけでなく観光客の来訪も多く活況を呈している。軍事基地より稼げるなら、日本も追随するだろうか 写真/時事通信社
米軍基地利用について日本は比から学べるか
(ふるやつねひら)1982年生まれ。作家/評論家/令和政治社会問題研究所所長。日本ペンクラブ正会員。立命館大学文学部史学科卒。20代後半からネトウヨ陣営の気鋭の論客として執筆活動を展開したが、やがて保守論壇のムラ体質や年功序列に愛想を尽かし、現在は距離を置いている。『愛国商売』(小学館)、『左翼も右翼もウソばかり』(新潮社)、『ネット右翼の終わり ヘイトスピーチはなぜ無くならないのか』(晶文社)など、著書多数
この連載の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
米軍地位協定を破棄したフィリピンの民主的自意識の高さ/古谷経衡
丸山ゴンザレスが語る、フィリピンの麻薬戦争とスラム街の人々「雑貨を売る、麻薬を売る、それが日常」
国民の半数がシャブ使用者…フィリピンの覚せい剤使用現場“ドラッグデン”に潜入
フィリピン麻薬戦争、大量射殺の現場を密着レポート――ドゥテルテ大統領“違法薬物撲滅”政策の行く末
ドゥテルテフィーバー現地報告 フィリピン人は外交政策に関心薄?
フィリピンの水上スラムで“救われた”28歳男性の恩返し。今では「日本人を歓迎してくれる環境」に
「“汚くて物乞いする下等民族”の偏見なくしたい」フィリピン水上スラムで暮らす日本人男性の波乱万丈
フィリピンの水上スラムで少数民族の女性と国際結婚した日本人男性の“その後”
「生まれてこなきゃよかった」フィリピン人ハーフの“無国籍女性”が辿った苦しい半生と「日本人男性の悪行」
「これは惚れ薬の効果なのか?」――46歳のバツイチおじさんはリゾートホテルを予約し、完璧なデートプランを練りまくった〈第11話〉
この記者は、他にもこんな記事を書いています