“ゆとり”な新入社員たちの呆れた日常
4月入社の新人君も初めての夏休みを経て、ぼちぼち会社に慣れて“新人”のレッテルが取れ始めてきた頃ですが、慣れれば必然的にその人間性が出てくるわけです。いわゆる“ゆとり”な彼らのトンデモ話を集めてみたいと思います。
「取引先の接待中にいきなり携帯を取りだして話し始めて、『友達と飲みに行く約束してますんで……』と言って席を立ち、帰っちゃったんです。全員唖然として彼を見送りました。先方からは嫌味を言われるし、上司からは『どんな教育しとんじゃ!』とさんざん怒られました」(36歳・男・製薬会社)
プライベート重視は最近のトレンドか……。
「仕事の手順を説明したら頭がパニックになり、それ以来、その仕事の手順を説明するたびに顔面蒼白になる」(31歳・女・SE)
年々打たれ弱くなっていく男たち。草食というレベルじゃ語りきれない!
「タイトなスケジュールで外部の方に発注しなきゃならん案件がウチの業界は多々あるんですが、まぁ、そういう時って外注の方からはやっぱり『こんな進行じゃ無理!』とか『そのスケジュールじゃ無理だよ』ってな文句が出るんですね。で、そういった文句って“本当の文句”じゃなくて、軽口の叩き合いというか、お互いの妥協点を見つける作業みたいなもんなんですよ。でも、新人君はそういった軽口を真に受けちゃって……。で、彼はコネ入社で親御さんがけっこうな有力者だったんですが、その親から役員に電話があって、クライアントから外部のスタッフを巻き込んで一大事になりましたよ……」(35歳・男・広告制作)
親の威を借るバカ息子といったところか。
「会議に遅れて入ってきてプリンを食べ始めた」(29歳・男・金融)
普段は温厚な上司が鬼の形相でブチキレたとか。
「企画書を書かせるために会議の1時間前に出社するように言ったら、長文でいかに朝の一時間が大切かを送りつけてきて、結局出社しなかった。そして、会議では意味不明なマーケット論や経済学の用語を並べたレポートみたいなものを得意げに読み上げて失笑を買っていた」
最後に社長から「なかなかイイ論文だね」と“褒められた”とか。
「いくら社内の連絡メールとはいえ、小さい『ぃ』や『昨日の案件わ』とかギャル文字で書いてんじゃねぇよ!」(39歳・男・証券)
「今年入った新人の女のコ、平仮名の“ぬ”が書けなかった」(28歳・女・食品メーカー)
どうやら日本語が上手く使えない若者が多いというのは、事実なのかも。他にも「ギャル文字というか、誤字を指摘したらいきなり泣かれた」なんて話も。
「部署の飲み会でいきなりご飯(米)を食い始めて、勝手に〆に走られた」(33歳・女・デパート)
「新人の習わしとして、会社の飲み会の仕切りを任せることになってるんだけど、そのうち3人の新人から『お酒飲まないので、飲み屋とか知りません』って連名でお断りされた。マジで死んでほしい……」(34歳・男・家電メーカー)
こういった飲みの席でのマナーを知らないという話も多く聞かれた。
困ったチャンといえでも、将来は会社を、そして社会を背負って立つのは事実だ。今のうちからしっかり教育するのも“先輩”としての務めなのかもしれない。
文/テポドン
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