知らなきゃ恥ずかしい「ビジネス横文字」 リソース、ドラスティック…正しく理解してる?
日常的に見聞きする機会が増えているビジネス横文字だが、果たしてその意味はどれだけ理解されているのか? IT・金融・マーケティング業界を中心に、その認知度を調査した。
ビジネス横文字が氾濫する昨今、果たして巷のビジネスマンにはどれだけの認知度があるのか。まずは街頭やアンケート取材を通じて74%以上が回答できたものを紹介しよう。
93%とほとんどの人が正解した「リソース」。直訳では資源だが、業種によって若干ニュアンスが異なり、「(ヒューマン・リソースで)人材」(35歳・マーケティング)、「メモリなどの容量」(32歳・IT)、「時間」(27歳・銀行)など、広義に使われていることから認知度が高かったようだ。
認知度90%前後の「ソリューション」や「フィックス」、「コンセンサス」は仕事をする上では、もはや日常用語の部類といえるだろう。一般的な業務で使いやすいことから、業種を問わず認知度は高かった。
一方、85%が理解した「ボトルネック」は、「意味は当然わかるがネック、だけで伝わる」(38歳・映像制作)と“ボトル部分”の不要論が続出。同じく「リスクヘッジ」も、“ヘッジ”だけで伝わるという声もチラホラ……。裏を返せばそれだけビジネスシーンに定着した言葉といえるだろう。
多様性を意味する「ダイバーシティ」では、こちらが珍回答として期待した「お台場の商業施設」(28歳・公務員)という回答はほんの僅か。78%と認知度が高かった背景には、「政府が使って、よくニュースで耳にするから」(31歳・金融)と経済産業省のダイバーシティ推進の取り組みが伝わっていることもあったようだ。また、実際に「会社が年齢、人種問わず採用している」(36歳・IT)とグローバル化が進む会社が増えたのも要因の一つといえそうだ。
【認知度=高】ビジネスだけでなく一般的に使われる横文字
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