仮面ライダー1号・藤岡 弘、「本郷猛は私自身。だから演じる必要はない」
’71年、等身大の変身ヒーローというそれまでにない画期的コンセプトで誕生した特撮テレビドラマ『仮面ライダー』は、瞬く間に子供の心を捉えた。その後、生まれた多くの仮面ライダーによる“ライダー・サーガ”は平成の現在に連なり、今も子供たちの心を鷲掴みにしている。そんなヒーローの始祖を演じた俳優・藤岡弘、が、映画『仮面ライダー1号』で初代仮面ライダーとしてカムバック。いまだに仮面ライダーに強い想いを持つ藤岡は、どこに向かおうとしているのか?
――45年ぶりの単独主演。仮面ライダーを演じてどうでしたか?
藤岡:演じるというより、当時の原点に立ち戻ってやりました。45年前、私はどんな気持ちだったのか……やはり、子供に与える影響力が非常に大きい作品なんでね。子供たちは未来の日本を背負うわけですから、愛・正義・勇気を彼らの心の中にともしたかったんです。ただ、本作がもしファンを失望させるような出来なら、長年にわたり『仮面ライダー』に携わってきた多くの人たちの顔を潰すことになることを考えると責任を感じました。
――本作には、企画段階から参加しているそうですね?
藤岡:作品の精神をもう一度、投影するチャンスでした。繰り返しになりますが、愛・正義・勇気……それは“仮面ライダー魂”とでもいうべきもの。ただ、シリーズを経てそんなメッセージが薄らいできているのでは、という思いもありました。その意味では、後輩のライダーたちへのメッセージでもあるんですよ。

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