“スタバでMacBook”を筆頭とする、カフェでPCを開くビジネスパーソンを「ノマドワーカー」とスカして呼んだのも今は昔。今や移動中でも仕事ができてしまう環境に。気づけば24時間、仕事まみれ……そんな毎日を快適にやり過ごすためのビジネス空間とワザを探ってみた。 「長居ができ、机が広い、おかわり自由の飲み物の種類が豊富」（37歳・不動産）と、電源こそないが、昨今のファミレスはビジネススポットとして高評価だ。 「朝までやっている店もあるので徹夜仕事には不可欠」（26歳・出版）と重宝だが、迷惑が掛かる食事時は避けたい。 「低価格チェーンだと学生などがうるさいこともありますが、ロイホは単価が高めな分、落ち着けるのがメリット」（39歳・保険）というが、ダントツは、無料Wi‐Fiあり、深夜営業あり、そしてコーヒーをついでくれるサービスありの『デニーズ』との結果に。 【デニーズ】 ●1時間のコスト：ドリンク単品 210円（税別）　ドリップ珈琲 218円（税別） ●電源の有無：なし ●Wi-Fiの有無：無料Wi-Fiあり（セブンスポット） ●セキュリティワイヤーの使用可否：店によるがテーブルや椅子の脚に結ぶことは可能 ●深夜の稼働率：都心部では大多数が24時間営業 　ファミレス御三家では最高の評価。無料Wi-Fi「セブンスポット」が使えるのが大きい。コーヒーのおかわりを店員が持ってきてくれるため、盗難が不安な離席を少なくできるのもポイント。