相手に好印象を与えるには「視線を外した方がいい」。外し方で印象が全然違う
「商談やプレゼンのとき、相手の目を見て話す」のは、ビジネスの基本のき。しかし実は、目を合わせること以上に、「視線の外し方が重要」ということをご存じだろうか? 長く人材開発に携わってきた、外資系コンサルティング会社ディレクターの山口博氏は次のように語る。
「過去に私の演習参加者を調べてみたところ、視線を外す先は、上が約20%、下が約24%、左右が約18%、斜め上が約18%、斜め下が約20%という結果でした。しかし、実際は『下に外す』のが正解。つまり、4人のうち3人は、誤った方向に視線を外しているのです」
上下左右斜めだと、何が問題なのか?
「視線を上に外すと天を仰ぐような姿勢になってしまい、聞き手に『この話し手は自信がなさそうだな』という印象を与えます。斜め上に外すと、時計を気にするしぐさに似ているからか、『この話し手は時間を気にしているのかな』という、せわしい印象を持たれかねません。横に外すと、『No』というサインに見えやすいのか、『この話し手は、自分を軽んじているのかな』という印象を持たれやすいのです」(山口氏)。
視線の外し方だけで、ネガティブな印象を与えてしまう!
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『チームを動かすファシリテーションのドリル』発売記念セミナー開催
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