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女装だからわかった「街中で男が声をかけてくる/かけてこない」格好の違い【カリスマ男の娘・大島薫】

見た目は美女でも心は男――。「カリスマ男の娘」として人気を博し、過去には男性なのに女優としてAVデビューを果たした大島薫。女性の格好をしたまま暮らす“彼”だからこそ覗ける、世の中のヘンテコな部分とは?

大島薫 スカウトやキャッチに遭いやすい服装と、ナンパに遭いやすい服装は違う

 繁華街を1人で歩いていると、たまに声を掛けられる。多くは水商売や風俗のスカウトだが、ごくたまにナンパもいる。男性の見た目のときは、男性から誘われることなんてほとんどなかったため、最初のうちはわからなかったが、何度かそういった経験を繰り返すうち、声をかけられるときの自身の服装の違いに気づいた。

 まず、まったくもってキャッチにもナンパにも声をかけられない服装がある。「ボーイッシュな格好」だ。パンツにシューズ履きなんかだとまったくもって声をかけられない。そういう女性が好きな男性もいるだろうが、どうやら女性に声をかけようと考えている男性陣にはウケが悪いようだ。

 では、スカウトに遭いやすい服装とはなんだろう。それは単純に「派手で露出度の高い服装」だとボクは思う。スカウトを生業とする男性たちが狙いやすい女性は「水商売や風俗で働いていたことのない女性」ではなく、「すでにどこかのお店で働いている女性」だ。そういう職業に抵抗のない女性たちなら、いまのお店よりいい条件を提示できればすんなりスカウトができる。

 その判断基準に合致する、派手なファッションに身を包んだ女性は、出勤前の可能性が高いので総じてキャッチに遭いやすい。だから、男性らは話し始めに「おつかれさまです!」と言ってくる。そういった女性を相手にすることの多い、ホストのキャッチも同様だ。

一方で、ナンパをされやすい服装は?


 では、ナンパに遭うことの多い服装だが、これは「男受けのいい服」に尽きる。といっても、男性は「男受けのいい服の例を挙げろ」と言われてもピンと来ない人が多いのだが、なぜか惹かれる服が男性にはあるのだ。ただ、ボクは男性だが、なんとなくこの傾向を知っている。

 例えば、オーバーニーソックスにミニスカートなど、女性からすると「うわぁー、アイツやってるやってるー」と思われてしまいがちな服装は、正直男にはバカ受けだ。清楚っぽい雰囲気が全体に漂っていると、なおいい。

 声をかけても怒らなさそうとか、優しく接してくれそうな感じが、ナンパしやすい雰囲気を生むのだろう。

 ちなみに、声をかけてくる男性の多くは中年以上の年齢層の男性が多い。たまに若い男性もいるが、意外と年配になってくるほうが女性に声をかけることに抵抗がなくなるようだ。そういうことも含めて考えると、やはり男心をくすぐる服装をしているのに男を知らなさそうな雰囲気は、声をかけたくなるのではないだろうか。たぶん女性からすると「そいつは誰よりも男を知ってるよ!」といった感じなのだが、いやはや、男女の認識の違いは面白い。

 実は、派手で露出度の高い格好もナンパに遭いやすくはあるが、そういうときに声をかけてくるのは若い男性が多く、やはりナンパに遭う頻度でいえば男受けのいい服には敵わない感じを受ける。

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男性はどんな格好の女性に声をかけるべきか?

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