コンビニでエロ本の表紙に目隠し。堺市の対応に「誰得なのか?」の声も
大阪府堺市にある「ファミリーマート」の直営店を含む11店舗で、アダルト雑誌が表紙を目隠しされた状態での販売が始まり、波紋を呼んでいる。対象となる雑誌は大阪府の青少年健全育成条例で有害図書類に指定されたもの。その大半が、中央部分を緑色のビニールフィルムで包まれ陳列されていた。
コンビニではこの処置に先んじて“エロ本専用”の陳列棚を設け、子供らの目線を遮るための目隠し板を設置。出版社には小口をテープで留めさせ、立ち読みを不可能にする処置を施してから納品させているのにもかかわらずだ。 「弾圧」ともとれる処置に出版関係者からは非難の声が相次ぐ。 「表紙を隠すなんて言語道断。どんな雑誌かもわからず、出版の自由を侵している」(成人向け雑誌編集者) 「どんな権利をもって、エロ本だけを規制するのでしょうか。表現の自由に関わる大問題です」(週刊誌記者) 表現の自由に抵触してまで規制をするにはワケがある、と在阪の一般紙記者は解説する。 「外部の有識者が『コンビニには性表現が氾濫しすぎている』として堺市に圧力をかけ、竹山修身市長が賛同したことで、市はセブン-イレブンとファミリーマートに改善の協力を呼びかけたんです」 そして、ファミマが先に承諾。今年3月16日に協定を結んだ結果、「なかもず駅北口店」がエロ本規制第1号に名乗りを上げた。二月定例会を終え定例記者会見です。提案の議案は全て可決頂きました。記者連から有害図書のコンビニ掲示、相次ぐ政務活動費監査請求、政令市十年の総括等の質問がありました。雑誌協会等の言う表現の自由侵害はF社との自主協定であり失当です。 pic.twitter.com/mcLDLNPhEM
— 竹山おさみ(堺市長) (@osamit_sakai) 2016年3月25日
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