毎朝使ってるT字カミソリが誕生したのは今から何年前?
突然だが、我々が普段使っているT字型のカミソリがいつ生まれたのか、皆さんはご存じだろうか?
正解は115年前。アメリカで1901年にキング・キャンプ・ジレット氏によって、T字型で刃を交換できるカミソリが開発されたのが始まりだそう。……と、恐らくその名前でピンときた人も多いはず。彼はT字カミソリメーカー「ジレット」の創始者だ。
つまり、T字カミソリの歴史とはすなわちジレットの歴史でもあるわけで、もしキングさんがいなければ我々は今でもナイフで顎をジョリジョリ剃っていたかもしれない。そんな同メーカーが全力プッシュする新作T字カミソリを一足早く体験できる発表会があるというので、T字カミソリに毎朝お世話になっている記者が、早速向かってみた。
到着した都内の会場にはほかにも記者が10人ほど。当然のごとく、ひげを生やした人が多い。
さて今回、ジレットが自信を持って世に放つのは「ジレット プロシールド」という新製品。なんでも同社の調べによれば、世の男性は一回の髭剃りで平均170回ほどカミソリを上下動させるストロークをしているらしい。ただ、シェービングクリームは最初の50回くらいでほとんどとれてしまうので、残りの120回はクリームなしで肌に刃をあてていることになるというのだ。
それがつまり「カミソリ負け」や「剃った後の肌のヒリヒリ」に繋がっているという。そんなカミソリの問題点に対し、ジレットは新テクノロジーという回答を用意。刃の周りを「ジェルスムーサー」という摩擦をやわらげる素材で囲むことで、なめらかな剃り心地を実現したという。
とまぁ、説明されても実際に剃ってみないことには、その凄さはわからない。早速、スタッフさんから配られた体験用セットで剃ってみることにした。集まった無精ひげの中年男性記者たちが一斉にジョリジョリしだすのはなかなか奇妙な光景ではあるが、気にせずクリームをつけて、ほほに刃をあてる。すると、いつも使っているカミソリよりも抵抗感がなくスーッと刃が進む。おお、コレは確かに肌に優しそう!
朝に剃っても夕方には青々としたヒゲ畑が育っている記者は、いつも逆剃り(下から上にカミソリを動かすこと)で念入りに剃っているのだが、逆剃りはカミソリ負けしやすくて頻繁に血が出る……。でもコレならそのリスクも抑えられ、朝方に焦って流血沙汰になることも減りそうだ。一般発売は7月中旬予定とのこと。115年の集大成のなめらかさを実感してみては、どうだろうか?
<取材・文/日刊SPA!取材班>
- 会場には製品がズラッと並ぶ
- 体験用シェービングセット
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