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“レッスルマニア11”ブレット対バックランド“因縁ドラマ”の意味――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第186回(1995年編)

「レッスルマニア11」ジャケット写真

“レッスルマニア11”の隠し味としてラインナップされたブレット・ハート対ボブ・バックランドの“アイ・クイット・マッチ”。ニュー・ジェネレーション対オールドタイマーの世代闘争マッチでもあった。(WWEオフィシャルDVD「レッスルマニア11」ジャケット写真より)

 スーパーイベント“レッスルマニア”は、選ばれたスーパースターだけが出場を許される年にいちどの祭典である。“レッスルマニア11”(1995年4月2日=コネティカット州ハートフォード、ハートフォード・シビックセンター)にはシングルマッチ5試合、タッグマッチ2試合の全7試合がラインナップされた。

 公式カード全7試合に出場するWWEスーパースターズは合計18選手。100人を超すといわれる契約タレントのなかのわずか18選手だから、やはり“レッスルマニア”出場は所属選手にとってもひじょうに“狭き門”ということになる。

 前年の“レッスルマニア10”では実弟オーエン・ハートとのシングルマッチ、ヨコヅナとのWWE世界ヘビー級選手権の2試合をおこない、メインイベントではヨコヅナを下しWWE世界王座を奪回した“ヒットマン”ブレット・ハートは、今大会はボブ・バックランドと“アイ・クイット・マッチ”(通常の3カウントのフォールではなくアイ・クイット=戦意喪失の意思表示でのみ勝敗が決まるルール)で対戦した。

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ブレットとバックランドは前年11月に対戦

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