更新日:2016年12月19日 22:26
エンタメ

猫ひろし「五輪は観るものじゃなく、出るものだ!」――さまざまな犠牲を払い五輪で得たものとは?

 男子マラソンは日本勢が総崩れするなか、リオ五輪中継の中でもトップ3に入る高視聴率をマーク。その数字を陰で支えたのが猫とも言われる。猫が現地から連日投稿したツイートも話題となり、レース中は「猫ひろしを探せ」を合言葉にネット上でも賑わいを見せた。 「懸命に走っても(記録は)どうにもならないところがあるので、何か話題になればと選手村の様子をツイートしていました。結果的にそれが話題となって、男子マラソンの視聴率が良かったわけですから嬉しいですね。ただ、五輪期間中はツイッターのフォロワーがグングン増えていたのに、終わってからは急転直下の勢いで減っているんですよ。五輪終わったからってフォロー外しますかね(泣)」  猫を含めたカンボジアの選手団は7月30日のリオ入りから閉会式の3日後に出国するまで、選手村に異例の長さで逗留しているが、選手しか入ることを許されない選手村の様子はどうだったのか。 「普通は競技が終わった選手は帰るのに、全員で25泊もしているのはカンボジアくらいでしょう。一番興奮したのが、食堂で声を掛けたあのボルト。緊張で情けないくらい自撮りもブレブレになりましたが、“世界一速い男”は気さくでした。また、印象的だったのは卓球の福原愛ちゃん。番組で卓球をするなど、以前から親交があったのですが、食堂で会ったら『猫さん、ここで何してるんですか!』って真顔で聞くんです。『俺、一応選手なんだけど』と返しましたが、愛ちゃんは僕がマラソンのカンボジア代表だということを知らなかったんです。本人は『海外遠征が多くて日本のテレビを見ていないんです』と弁解してましたけど(笑)」
次のページ right-delta
さまざまな犠牲を払い五輪で得たものとは?
1
2
3
4
5
おすすめ記事