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猫ひろし「五輪は観るものじゃなく、出るものだ!」――さまざまな犠牲を払い五輪で得たものとは?

さまざまな犠牲を払い五輪で得たものとは?

 愛ちゃん同様、五輪選手として競技に挑む上で犠牲にしてきたものも多かったという猫。彼は何を一番我慢してきたのだろうか。 「禁欲です。短いって言われますけど6日間だけ(笑)。あとは食事。揚げ物はもちろん、レース前ひと月は脂っこいものや生ものは、お腹によくないので控えていました。でも、節制していたぶん、レースの最中には“終わったらあれもこれも食べたい”なんて考えていて、本当に苦しいときに力が出せた部分もあったと思います」  ちなみに、選手村には噂通りコンドームが置かれていたようだが、お世話になることはなかったのか。「ない、ない! でも、ガチャガチャで回すと無料でいくらでも出てきたので3桁は持って帰ってきてお土産にしました。聞くところによると、膨らますと相当デカイらしいんですが、猫の僕にはいずれにせよ用なしだったなぁ(笑)」  五輪期間中に猫を直撃したときは「今年はほとんど仕事をしていないので、貯蓄が……。このままだと家族が露頭に迷ってしまう」とこぼしていたが、五輪で完走したことの影響か、帰国後はかつてないほどのブレイク。それまで普通車だった新幹線での移動もグリーン車を用意されるほどの高待遇に昇格したと、マネジャーも嬉しい悲鳴を上げている。 「以前は真っ昼間から走っているとご近所でもあの人何やってんだろう?と不思議がられることもありましたが、帰国後はマンションのエレベーターで一緒になっても見向きもしてくれなかった住人が『開ボタン』を押してくれたり、『感動しました』、『僕もマラソンやっています。握手してください』などと声を掛けてくれることも増えましたが、悲しいことに、芸のことは何も言わないんですよ(笑)」
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五輪までの道程を支えた妻と、対照的な娘の反応
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