「結婚はしたいけど男性と寝るのが嫌です」――どうして独身なの?と言われ続けてきた女性37歳の悩み
これからの選択は、大きく分けて2つあると思います。1つ目は、セックスをしなくても、あなたと結婚して一緒に暮らしたいと思うパートナーを見つけることです。とりあえず、行政か民間の結婚相談所に登録して、候補となる人と会ってみたらいいと思います。そして、価値観が合致して、一緒に暮らしてもいいと思う人に出会ったら、率直に「添い寝はいいけれども、セックスはどうしても嫌だ」と伝えればいいと思います。
それでもいいという人と出会えるかもしれません。男性にも結婚はしたいが、セックスをするのは嫌だと思っている人も少なからずいると思います。私の親しくしている女性作家でゲイの男性と結婚している人がいます。セックスはしませんが、2人が本当に愛し合っているのは、そばで見ていてよくわかります。こういう結婚も素晴らしいと思います。
2つ目は、結婚しないで生涯シングルで生活する覚悟を固めることです。別に結婚していなくても、兄弟があなたのことを理解してくれ、それ以外にも何人か友達がいれば、人生をエンジョイすることは十分可能です。ただし、その場合は高齢になってからのことを今から考える必要があります。老人ホームについての研究を今から始めておいたほうがいいです。どれくらいの貯金をしておかなくてはならないかについても考えておく必要があるでしょう。いずれにせよ、セックスしたくないというあなたの気持ちを尊重するかたちで人生を組み立てればいいと思います。
【今週の教訓】
親しい女性作家はゲイの男性と結婚しています
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【佐藤優】
’60年生まれ。’85年に同志社大学大学院神学研究科を修了し、外務省入省。在英、在ロ大使館に勤務後、本省国際情報局分析第一課で主任分析官として活躍。’02年に背任容疑で逮捕。『国家の罠』『「ズルさ」のすすめ』『人生の極意』など著書多数
※『佐藤優のインテリジェンス人生相談』は週刊SPA!にて好評連載中’60年生まれ。’85年に同志社大学大学院神学研究科を修了し、外務省入省。在英、在ロ大使館に勤務後、本省国際情報局分析第一課で主任分析官として活躍。’02年に背任容疑で逮捕。『国家の罠』『「ズルさ」のすすめ』『人生の極意』など著書多数
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