ASKA独占インタビュー「未発表曲を公開されたのは数十年間で今回が初めて」
12月19日、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕・拘留されていた歌手のASKAさん(58)が嫌疑不十分で釈放された。「任意提出された液体が本人の尿だと立証できなかった」ため、不起訴処分となったのだ。
逮捕当日、検尿で陽性反応が出た事実を受けてからのメディア、世間の扱いは完全に“クロ”。「陽性反応が出た以上、物的証拠がなくとも起訴は確実」「執行猶予中の身であるだけに、今回は実刑」などはやし立てたのだ。ヒートアップする一方のメディア報道について当の本人はどう思うのか。渦中のASKAさん本人を直撃した。
――日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』の生放送中、芸能リポーターの井上公造氏が、無断で未公開の音源を流していたが。
ASKA:絶対やっちゃいけないことですよね。というよりも、よくあんなことができたな、という気持ちです。僕は昔からそうですが、楽曲の反応を見るために、完成前の未発表曲を聴かせることがよくあります。もちろん、コピーなどしないことを大前提にです。数十年間、誰も約束を破る人などいませんでした。井上さんとも「絶対に公開しないでください」「もちろんです」とのやりとりがありました。実は、井上さんとは電話ではお話ししますが、まだ、面識はないんです。僕が「700番」をネットに公開するとき、芸能に精通している人に読んで判断してもらおうと、友人に紹介されたのが井上さんだった。
「700番」とは、’16年1月9日、前回逮捕からの長い沈黙を破り、メディアからのバッシング覚悟で、ASKA氏が謝罪と真実を綴ったブログエントリだ。行間からは深い贖罪の気持ちと、シンガーとして生きることを再確認するまでの苦悩が読み取れる。「700番」は、留置場で彼に与えられた点呼番号だという。ちなみに、今回の点呼番号は「797番」だったという。
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