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日本全国から一流の緊縛師が集結「全日本緊縛博覧会」潜入レポート

 日本全国から緊縛師が集結する初のイベント「全日本緊縛博覧会」が、2月26日、新宿キリストンカフェ東京で開催された。

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 名のあるプロ(もしくはそれに準じた)緊縛師たちが津々浦々から一堂に会したイベントで、全国各地を代表する緊縛師たちのそれぞれのブースでは畳の上で実際にその縛りを体験できるほか、カップル限定で参加できるワークショップも開催された。

 関東圏内のSMバーや緊縛会などの常連さんだけでなく、地方からもたくさんの来場者が来ているようで、会場は300人以上を数える来場者で超満員となった。この機に初めて緊縛体験する初心者から、知らない縄を開拓する“縄グルメ”、有名緊縛師やフェチ界の大御所との交流を楽しむ人まで、思い思いに楽しむ姿が実に印象的だった。

 一、二年ほど前からSMにハマり地元の縄会などに参加している男性は、このイベントのため名古屋から日帰りでやって来たという。また、縄の世界では緊縛師ごとに得意の縛りというものがあるらしく、SM界のオールスターたちが集結したこの貴重な機会を逃すまいと、中には緊縛師を“ハシゴ”する女性来場者もいた。

 各ブース一つひとつが緊縛ショーといった様相で、プロの縄さばきを通じて、どの受け手も徐々に取り憑かれたような恍惚の表情を浮かべ始める。スパンキングや“その他の責め”などを受けて、女性たちの苦悶に満ちた喘ぎ声があちらこちらから漏れ聞こえる会場は、なんとも独特な雰囲気が立ち込めていた。

 受け手と縛り手の間に奥深い絆が生まれるのが縄の世界。受け手の身体にあった縛りを心掛けたり、リズムや縄の扱いに強弱をつけたりといった素人には計り知れない繊細さが必要とされるようだが、12時から18時までのイベント開催中に10人近く縛り上げた緊縛師もおり、汗を拭う姿も見受けられる。その眼差しは真剣そのものだ。「みなさんそうでしょうが、やはりケガがないようにというのが第一に心掛けていますね。縛っている時は緊張した顔を浮かべていますけど、楽しくてしょうがないですよ」とある緊縛師は語ってくれた。

 今回が初の開催となった「全日本緊縛博覧会」だが、第二回、第三回とこのイベントを開催していく考えだそうだ。当イベントにはフランスからの取材も入っていたが、今後、回を重ねることで日本のフェチカルチャーを代表するアンダーグラウンドイベントのひとつとなるに違いない。
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<取材・文/日刊SPA!取材班>




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