快眠できる食事メニュー!? 「健康カロテンスープ」を4日間飲み続けてみた結果は…
仕事に遊びに飲み会と、何かと忙しい社会人は生活が乱れがち。昨今では日本人の3人に1人は自分の睡眠に不満を持っているともいわれている。実際に、寝ぼけ眼で通勤しては会議の最中にウトウト……なんて人も多いのではないだろうか。それもこれも思い通りの睡眠を得られれば解決できるのでは? そんな社会人共通の願いを叶える方法がないのか探るべく、巷にあふれる快眠メソッドを記者が実際に試してみた!
体の外側からアプローチする快眠メソッドは数多く存在する。一方、体の内側から、つまり食事から快眠を得る方法はないのだろうか。記者S(32歳・男性)が快眠食にトライ! 例によって、日夜取材で不規則な睡眠生活に加えて、お酒こそ週に2~3回程度だが、食事はほとんど外食。不健康体質の鑑だと自負している。
「健康睡眠と食生活」をテーマに活動する料理研究家の神崎夢風氏に、快眠食のレシピを聞いた。
「快眠を得るには食事による体質改善が必要です。ポイントは血液をサラサラにすることと、腸内環境の整備。血行が良くなれば脳や体全体に血液が行き渡り、適切な体温調節とレム睡眠とノンレム睡眠の正常なサイクルを促します。また、腸内環境が整えばセロトニンの分泌を促すだけでなく、体の毒素をドンドン外に出せる状態になって健康体質に近づきますよ」
具体的にはどのような食事を摂ることが望ましいのだろうか。
「まずは肉・魚・卵・豆製品・乳製品・野菜・いも類・穀物・果物+海藻の基礎9品目を、一口ずつ一日3食のトータルでいいので、摂ることを心がけてみましょう。継続していくうちに体調や肌の調子が劇的に変化するはずです」
とはいえ外食メインの筆者にはなかなか厳しく……。せめて簡単にできるレシピはないのだろうか。
「不足しがちな野菜は、手っ取り早く食材をミキサーにかけてスープにしてしまうことですね」
というわけで教わった「健康カロテンスープ」を早速調理開始。「無農薬のもの以外は厚めに皮を剥いたほうが良い」という神崎氏の言葉を言い訳に、バッサバッサ野菜の皮を剥いて鍋に投入。軟らかくしたところでミキサーにかけてポタージュ状にする。完成までには約1時間を要した。あとは技術を向上させるしかないか……。だがこのスープ、快眠だけでなく食物繊維やカロテン、ビタミンが豊富で代謝改善・抗酸化力によって老化防止にもなるという。
老化防止にも効果アリ。快眠食に記者がトライ!
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