あなたは真面目で誠実な人だと思います。それですから、コンビニで働いているうちに、あなたの働きぶりが周囲から認められるようになります。そうすれば、彼女にも自然に声をかけられるようになり、そこから関係が発展していく可能性もゼロではありません。 　しかし、常識的に考えれば、そのような細い可能性を追求するために、会社を辞め、コンビニ店員になるという選択は、お勧めできません。あなたが告白したいと思っているコンビニの女子店員への思いは、あなたの心の中にしまっておけばいいと思います。 　実際のパートナー探しは、会社の中、あるいは合コンで探すのが現実的と思います。会社の同僚にパートナー探しをしていることを知られたくない場合は、行政か民間が行っている結婚紹介所を訪ねることをお勧めします。あなたは41歳ですから、相手が初婚ということには拘らないほうがいいと思います。相手はあなたと同年齢か少し下で、子持ちでも構わないという選択にすれば、かなりよい相手が見つかる可能性があります。 　コンビニの女子店員に一方的に恋をするよりも、結婚相談所で現実に生活を共にできるパートナーを選んだほうがいいと思います。 【今週の教訓】 親しくなりたいならばコンビニに転職すること 【佐藤優】 ’60年生まれ。’85年に同志社大学大学院神学研究科を修了し、外務省入省。在英、在ロ大使館に勤務後、本省国際情報局分析第一課で主任分析官として活躍。’02年に背任容疑で逮捕。『国家の罠』『「ズルさ」のすすめ』『人生の極意』など著書多数 ※『佐藤優のインテリジェンス人生相談』は週刊SPA！にて好評連載中’60年生まれ。’85年に同志社大学大学院神学研究科を修了し、外務省入省。在英、在ロ大使館に勤務後、本省国際情報局分析第一課で主任分析官として活躍。’02年に背任容疑で逮捕。『国家の罠』『「ズルさ」のすすめ』『人生の極意』など著書多数