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北朝鮮は“危険な存在”でいてくれる方が好都合!? アパグループ代表・元谷 外志雄が語る「核と北朝鮮」



北朝鮮が核開発をやめないのは、自分の身を守るため


『理論近現代史学』

『理論近現代史学』騒動の際は、写真のような抗議文も送られてきたが、2万通もの激励のメール等が送られてきたという

 北朝鮮の核実験は、2006年に始まり、昨年9月までに5回行われている。しかしなぜ北朝鮮は、諸外国を敵に回してまで、核開発にこだわり続けるのだろうか?

「実は1994年、カーター元大統領が北朝鮮に派遣され、金日成と会談を行い、核兵器開発の凍結で合意に至った。しかし息子の金正日は、核開発を放棄すれば金王朝は持たないと考え、父親を排除。中国の再三の圧力を跳ね除けながら、この合意を踏み躙り、核開発を続けた。見るに見かねた中国は、江沢民時代に金正日の暗殺と親中傀儡政権樹立を企てる。その暗殺計画が、2004年に龍川駅で起こった爆破事件。先にも話したように「そのままでいてほしい」アメリカかロシアのリークによって暗殺は未遂に終わったが、それからというもの『自分たちが殺されない』ようにするために、核開発に拍車がかかったんです」

 北朝鮮と中国は、実は仲が悪い!? しかしこの事件の真相は、メディアではほぼ語られることはなかったという。なぜなら、大国にとって、被害さえなければ「危険な存在」である方が、むしろ都合がいいから……。

 北朝鮮の核開発より、大国の思惑を脅威に感じるのは、私だけだろうか?

【元谷 外志雄】
アパグループ代表。27歳で独立し、アパグループの前身「信金開発」を設立。国内有数の都市開発事業へ成長させ、ホテル事業は国内最大級の規模に。今年4月、中国人により投稿された動画をきっかけに、メディアで話題になった『理論近現代史学』を再編集した書籍『【増補版】理論近現代史学』を扶桑社より出版。

<文/佐藤洋 協力/元谷外志雄>

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【増補版】理論近現代史学

日本の近現代史は嘘だらけ 隠された真実がここにある





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