“藤井四段フィーバー”に「俺の時代が来た」と色めく将棋おじさんが急増中
また、ゲームを覗き見されることも、それほど嬉しい変化とは思えません。が、なかには、明確に「好転」した事例も報告されています。
「4歳の息子に将棋を習わせるのが夢だったのですが、妻の猛反対にあっていました。が、藤井四段の快進撃がテレビで流れることで、妻も興味を持ってくれたみたいでOKが出たんです。藤井四段の爽やかな振る舞いで、“おっさんの趣味”って将棋のイメージが変わったんでしょうね。リビングで盤駒を広げると息子も喜んでくれて。一緒に将棋会館に遊びにいく日が今から待ち遠しいです」(40歳・飲食店オーナー・アマ三段)
「職場の飲み会で将棋の話題になったので『女性で将棋指すコは珍しいから貴重だよ』なんて言ったら、興味を持った年下の後輩女子が『面白そう! 教えてください』って。今度、将棋盤のある飲み屋さんに行くことになったんです。いや~、指しつ指されつ、深い仲になっちゃったりして……。あ、下ネタじゃないですよ(笑)」(36歳・IT・アマ初段)
将棋がモテる趣味に昇格することだけはないようにも思えますが……。ともあれ、「趣味・将棋」というだけで、根暗のレッテルをはられて苦渋の日々を過ごしてきた愛棋家のみなさんには、ここぞとばかりに、草の根普及活動をしていただきたいと思うわけであります、曲がりなりにも。
〈取材・文/サギノミヤ〉

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