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ウォークマン衝撃のデビューから約40年。自社が生み出した製品を超えるモノをつくり続けるソニーの歴史

現時点で最高品質のウォークマンとは?

 初代ウォークマンの誕生から、もうすぐ40年を迎える。これまで発売したウォークマンよりも、さらに小型・軽量で、より優れた音質のウォークマンを開発する。時代によって変化するファンのニーズにしっかりと応えながら、ソニーは変わらぬモノ作りを貫いてきた。近年は小型・軽量化よりも、音質のさらなる追求に重点を置いている。現時点でその完成形ともいえるのが、2016年にリリースされたハイレゾ対応の「NW-WM1Z」と「NW-WM1A」だ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1358429
NW-WM1Z、NW-WM1A

購入時の判断基準の一つとなる重量。左手のNW-WM1Zは約455g、右手のNW-WM1Aは約267g。倍近い差があるので、持ち比べてみるとその違いがよくわかる

「スマホで音楽を聴かれる方も多いですが、高音質で音楽を楽しみたいというニーズは、今後も途切れないと思います。そういった熱心な方に向けたモデルとして、音には徹底的にこだわりました。名前に『1』とついているのは、ウォークマンで一番を目指す、という弊社の自信と意気込みです」  NW-WM1Zの筐体素材に、金メッキを施した純度99.96%以上の無酸素銅を採用したのも、こだわりの一つ。無酸素銅の筐体は本体が重くなってしまうものの、伸びのある澄んだ高音と、クリアで力強い低域を再現してくれる。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1358430
NW-WM1Z

ソニーの新たなフラッグシップモデルの一つ。256GBモデルのNW-WM1Zは、金メッキを施した無酸素銅切削筐体を採用しており、表現力が豊かで上品なサウンドが楽しめる

「NW-WM1Aはアルミシャージを採用し、音質効果と高剛性の両立を実現しています。NW-WM1Zはクラシックやアコースティック系の音楽、NW-WM1Aはダンス系など、はっきりとした音楽を再生するのに向いていると言われています。もちろん、好みもありますので、実際に聴き比べてもらえるとうれしいですね」
NW-WM1A

NW-WM1Aは128GBモデル。筐体に、アルミ切削筐体と無酸素銅プレートの組み合わせを採用し、クリアで力強い低音を実現。黒を基調としたシックなデザインや、持ち運びやすい軽さも魅力

 NW-WM1AとNW-WM1Zの試聴は、全国のソニーストアで行える。microSDカードに保存した好きな音源を持ち込めるほか、愛用しているヘッドホンで試すことも可能だ。かつてウォークマンを愛用した人はもちろん、外で音楽を聴くのはスマホで十分という人にも、ぜひ最新のウォークマンを試してみてほしい。ハイレゾに対応した青春時代の思い出の曲に、耳を傾けてみるのも一興だ。当時とはケタ違いのスケール感や躍動感に、心が動くだろう。
MDR-Z1R

沼田氏が手にしているのは、ソニーが最高峰の技術を注ぎ込んだフラッグシップモデルのステレオヘッドホン「MDR-Z1R」。約20万円と高価だが、細部に至るまで徹底的にこだわって開発されている

<NW-WM1Z> ●ソニーストアでの販売価格:29万9880円(税別)●全国のソニーストアや家電量販店で販売中●容量:256GB●USB充電時間:約7時間(満充電)●充電池持続時間(約/時間):音楽再生時 MP3 128kbps 約33時間●幅×高さ×奥行:約72.9×約124.2×約19.9mm●重量:約455g <NW-WM1A> ●ソニーストアでの販売価格:11万9880円(税別)●全国のソニーストアや家電量販店で販売中●容量:128GB●USB充電時間:約7時間(満充電)●充電池持続時間(約/時間):音楽再生時 MP3 128kbps 約33時間●幅×高さ×奥行:約72.9×約124.2×約19.9mm●重量:約267g 【沼田嶺一氏】 ソニー広報・CSR部グローバル広報グループ。「NW-WM1ZとNW-WM1Aは、長い歴史の中でいちばんの自信作です」 取材・文/黒田知道 撮影/岡戸雅樹 写真/ソニー
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80's青春男大百科

マイケル富岡、向谷実ほか80年代を象徴する人物たちの貴重な証言。さらにはカルチャー、アイテム、ガジェットで、世の中がバブル景気に突入する直前のあの時代を振り返る!

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