更新日:2018年05月16日 18:14
恋愛・結婚

別れた元カノが妊娠。「俺じゃない」と叫ぶ男を襲ったドロ沼劇

会社に許可をもらって証拠書類をつきつけたら…

「実は、別れ話は電話とメールで、直接会っていないんです。この時期、私は長期の海外出張だったので。  1日だけトラブル対応のために帰国した日があって、彼女は『その日よ!』って言いましたが、この日は空港から本社に直行し、用事が済んだら空港からすぐに出国したので会う時間なんてなかったんです。  だから、会社に許可をもらって出張や一時帰国のスケジュールがわかる書類を見せ、子供の父親である可能性が低いことを説明しました。納得できなければ出産後にDNA鑑定をしてもらっても構わないが、身の潔白が証明されたら相応の責任を取ってもらうことも言いました」  まさかの証拠に驚いたのは彼女の両親と姉。ずっと保身による嘘だと思い込んでおり、彼女を問い詰めると、ようやくその口から出てきたのは別の男性の名前。しかも、既婚者で山内さんとの交際中から不倫関係にあった。

元カノは最初から彼の子供ではないと知っていた

「『少し時期はズレてるけど、バレないと思った』って、最初から托卵させる気だったようです。相手の男は、大手じゃないが一応商社マンですし、収入も同年代の平均よりは多いので彼女にとってはその点も魅力だったのかもしれません。  彼女はバレた後はずっとふてくされていましたが、両親からは土下座して謝られました。一度は本気で結婚を考えた相手からこの仕打ちですからね。おかげで女性不信になり、今も結婚できずにいます(苦笑)」  近年、他人との間にできた子供を自分たちの子供と偽って育てさせる“托卵女子”が密かに増えているという。疑いすぎるのもよくないが、そういうケースがあることを知っておこう。<TEXT/トシタカマサ> ― オレ史上最悪の恋愛体験 vol.4 ―
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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