狂気のカネ遣い“ヒプマイ女”って?二次元キャラのために8万円のシャンパンタワーを注文…
人気男性声優12人が演じる、史上初のラップバトルプロジェクト『ヒプノシスマイク』をご存じだろうか?
女性ウケするビジュアルの二次元イケメンたちが、illでdopeなラップソングを歌う、今もっともホットな女性向けコンテンツのことである。この『ヒプノシスマイク』に、まるでホストにハマるように熱狂する“ヒプマイ女”がスゴイことになっているのだ。
現在登場しているのは、「イケブクロ・ディヴィジョン」、「シンジュク・ディヴィジョン」、「シブヤ・ディヴィジョン」、「ヨコハマ・ディヴィジョン」の4グループで、各グループに3人のMCが所属。アルバムが1枚ずつ発売されている。
5月16日に発売された最新アルバムは、週間オリコンランキング2位、iTunes総合ランキング1位を獲得している。これで『ヒプノシスマイク』の人気っぷりがわかるだろう。
こうしたコンテンツの最近の常套手段は、「カラオケの鉄人」、略して「カラ鉄」とのコラボ。『ヒプノシスマイク』も当然、カラ鉄コラボを展開しているが、その内容はかなりブッ飛んでいる。
カラ鉄コラボは、店舗で登場キャラクターをイメージしたドリンクやフードが販売されるのが一般的で、価格は若干お高め設定でも、キャラが印刷されたコースターなどがもらえることもあり、好きなキャラが当たるまで1人で何杯もドリンクを注文するのが基本となっている。
そんななかで、ひときわ輝く『ヒプノシスマイク』のコラボメニューが「シャンパンタワー」だ。コラボメニューとしては見慣れない「シャンパンタワー」の文字。メニュー表に書かれたSSコース8万1000円という価格は、カラオケフードとしては狂気の沙汰。人気キャラクターでホストの伊奘冉一二三(いざなぎ・ひふみ)のソロ曲「シャンパンゴールド」の歌詞「煌めく夜空とシャンパンタワー」にかけて、本当にシャンパンタワーを提供しているのだ!(新宿歌舞伎町店)
ドンペリ3本で8万1000円(税込)という高額ドリンクを注文する人なんているのかと思ってしまうが、ヒプマイ女たちからはこんな声が寄せられている。
「ドンペリ3本で8万ならむしろ安い」(28歳・事務職)
「ドンペリは好きじゃないけどシャンパンタワーはやりたい」(30歳・アパレル)
「10人で割れば1人8100円。めちゃくちゃ安くない!?」(26歳・メーカー)
「転売サイトで買った推しの舞台チケットよりは安い」(24歳・出版)
実在のホストクラブならいざ知らず、実在しないホストのキャラクターをイメージしたシャンパンタワー……。Aコース(5400円)やBコース(1万6200円)のシャンパンタワーは頻繁に注文が入っているようで、ヒプマイ女たちの出どころ不明な財力には驚かされる。
このように勢いがある『ヒプノシスマイク』だが、それでもまだ発表されてから半年ほどのコンテンツ。女性向けコンテンツが群雄割拠する今の時代に、コンテンツを長く存続させるにはファンによる継続的な支援が必要不可欠。いくら自分が推しているコンテンツでも、ファンが少ないと終了してしまうことも、よくある話だ。
そこでヒプマイ女たちは、大好きな『ヒプノシスマイク』をそうはさせない!とばかりに、『ヒプノシスマイク』の魅力をまとめた“布教画像”を作り、日々布教活動を怠らない。
そのおかげ(?)か、ヒプノシスマイク公式Twitterアカウントは、記者が観測しているところによると、ここ3日間で5000人ほど増えている。彼女らの涙ぐましい努力が、功を奏しているのかもしれない。 <取材・文/ポン白子>

2017年10月にYouTubeで公開されたメインテーマ『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』は再生回数170万回を超え、Twitterの公式アカウントはフォロワー数8万人を突破した『ヒプノシスマイク』
カラオケで8万円超のシャンパンタワーも安いと豪語
コンテンツ存続の命運を握るオタク女子ガチ層
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