雑学

規制か禁止か? オタク女子が群がる中池袋公園「野生アニメイト」に対する豊島区の対応

 ここ最近、中池袋公園(豊島区)にオタク女子が集い、アニメグッズの交換・売買をしている様子が見られる。公園の様子とその発生理由を日刊SPA!取材班が報じたのは今年1月のことだ。(※オタク女子たちが無許可で開催、池袋・中池袋公園「野生のアニメイト」に賛否両論)

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1294505

 会場となっている中池袋公園はアニメイトの目の前ということもあり、グッズを交換・売買したいオタク女子が集いやすい。そのため、この半年で「野生アニメイト」ともいえる交換・売買会は規模を拡大。多い時になると中池袋公園の3分の1を占めるスペースをオタク女子たちが使用するようになっていた。

 これに対し、行政も黙ってはいなかった。

 2016年7月から豊島区は公園内に看板を設置し、「最近アニメ関連商品の売買強要など、トラブルが発生しています」「公園内・周辺路上での無許可の販売・営業行為はできません」と注意を呼びかけていた。

 前回の記事では、この場に集うオタク女子たちに交換・売買会をする事情を伺ったが、いっぽうで注意書きの看板を設置した豊島区は、今後この動きに対してどのように考えているのだろうか。実際に問い合わせ、話を聞いてみたところ、豊島区からは意外な答えが返ってきた。

日刊SPA!取材班の質問と豊島区からの回答


Q:(看板に記載があったように)売買強制に関する相談や、近隣住民からのクレームなどはあったのでしょうか。

A:去年4月以降利用者から多数の苦情が寄せられるようになりました。物品が広げられて通行に支障がある、交換の人が多数集まって通常のベンチの利用等ができない、声を掛けられて迷惑だ、子供が怒鳴られた等です。

豊島区役所

Q:看板設置後も、売買(交換)会は続いているようですが、今後はどのような対応を予定していますか。

A:売買は禁止行為です。交換の場合も、物品をひろげ他の利用者の迷惑になっている場合は指導対象です。今後も関係機関と協力し、巡回警備等で対応していきます。

Q:公園使用許可を申請した場合は、アニメグッズの売買(交換)会を開催することは可能でしょうか。

A:個人や企業の申請で公園を占用することはできません。

Q:単なるグッズの「交換」(金銭のやり取り無し)であれば、問題ないのでしょうか。

A:手で持てる程度であれば、公園の自由利用の範囲です。ただし、入口に滞留する、レジャーシート等に物品を広げる等、場所を独占して他の利用者の通常利用を妨げる行為、また植込みや公園施設を傷める行為は禁止です。

 豊島区としては、「野生アニメイト」は一般利用者にとっての迷惑行為になる可能性があるため、適切な範囲にとどめて欲しいと考えているようだ。

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警備員による監視の目により、野生アニメイトは分散傾向に

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