まずは、利用しているウェブサービスやゲームのデトックス。優先度の低いサービスを思い切って退会し、アプリを削除してしまおう。ずいぶんすっきりすること請け合いだ。さらに、スマホの設定で寝ている間には着信しないように設定しておくといい。 　次に、旅行に出よう。空港に到着してもSNSに投稿せず、スマホを封印するのだ。旅は満喫できるし、同行者とのコミュニケーションは濃くなるし、デジタルデトックスはできるし一石三鳥だ。 　例えば、星野リゾートでは、「脱デジタル滞在」 というプランを開催することがある。現在は、「夏　～涼風の中でまどろむ昼寝舟～」として、2018年6月1日～8月31日まで、1日1組限定のプランが用意されている。チェックイン時に電子機器を預け、ゆったりと1泊2日で京都を楽しむというわけだ。 　他にも数は少ないが、デジタルデトックスをウリにしている旅行プランを販売しているところがある。デジタルデトックスに興味のある人は、チェックしてみよう。筆者も年に数度、ラスベガスやウランバートルといった海外でデジタルデトックスしてなんとか生き延びているようなもの。旅行先でデジタルから離れるのは本当に癒やされるので、オススメしたい。　＜文／柳谷智宣＞お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる