稼ぐキャバ嬢は「テンションの上げ方」を知っている――歌舞伎町10億円女社長の教え
当時の私は感動しました。
テンションの上がっているときの自分を主観で楽しいと思うことはできても、客観的にその時の自分を観察し、言動や気分を覚えておいて、テンションが低いときにそれを再現するなどと考えたこともありませんでした。
次の日からさっそく実践しようと思いました。
でも、次に克服すべきは、実際にテンションが低い気分のときに、テンションが高い自分を再現するのは恥ずかしいという感情でした。
結果論ですが、これは「慣れ」だと思います。
意識的にテンションの高い自分を再現しようと考えているうちに、恥ずかしさは消え、いつの間にかできるようになっていました。
そして、今ではキャバ嬢が「あのお客様ありえない~」と拒否感を示したときに「彼氏だったら怒ってもいいと思うけど、お客様だから合わせてあげてね」と言えるまでになりました。
感情が表に出やすい私にとっては、あのとき、店長に教わっていて、本当に良かったと思います。
もしあなたが営業マンで、私のように感情が顔に出やすい場合は「自分のマックステンション」を覚えておいて、いつでもそれを再現できるようにする」を意識してみてください。
営業のときに、こうやってコミュニケーションをすればきっと上手くいくはずです。
<TEXT/内野彩華>
結果論だけど…テンションを上げるコツは?

―[歌舞伎町流「欲望のすヽめ」]―
新宿歌舞伎町キャバクラ「アップスグループ」オーナー。株式会社アップス代表取締役社長。津田塾大学卒業。25歳のとき、当時勤めていた外資系IT企業をやめて、歌舞伎町にキャバクラを開業。現在、歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗展開するまでに。キャバ嬢の育成やキャバクラの立ち上げ、経営改善のコンサルティングなども行い、グループ年商は10億円にもおよぶ。著書『劣等感を力に変える 成り上がる女の法則』が発売中
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