雑学

災害時の「不謹慎狩り」「売名行為よばわり」はなぜ起こる?

― ひろゆきのネット炎上観察記 ―

▼災害時に必ず発生する、有名人の炎上は今回も

炎上 200人を超す死者を出した西日本豪雨。災害時に芸能人の言動を批判する、“不謹慎狩り”が今回も殺到した。ユーチューバー・ヒカキンは、100万円以上を寄付する動画を配信。「売名行為」などの否定的なコメントが寄せられた。お笑いコンビ・千鳥のノブは、コンビニで物資を受けつける投稿をリツイートしたが店舗に無許可だったことが発覚し、炎上。

忙しい人が増える限り、炎上はなくならない?


 国際大学グローバルの講師をしている山口真一さんの調査によれば、この連載で扱うようなネット炎上事件は「年収が高く、係長クラス以上の男性が参加しやすい」そうです。つまり、ある程度の責任のある管理職とかで、それなりに忙しく仕事をする人が“正義感”で他人を責めたりするってのが、炎上に繋がっているようなのですね。

 って、情報があるなかで、有名人の人たちが西日本豪雨の被災地に寄付やら義援金やらを送る行為に対して関係のない人が攻撃するってのがちょこちょこ出て炎上していたりします。

 どうも「売名行為がよくない」ってことらしいのですが、被災者の方々が生活を立て直すためにはお金が必要なのは間違いないわけで、「結果的に寄付金が増えるなら、売名でも良くね?」って思うのが普通の人の感覚だと思うのですね。

 寄付をしたユーチューバーのヒカキンさんが「自分の寄付より100万人の100円(※1)のほうが力がある」と言ったわけですけど、そういうのを見て、自分も寄付しようと思う人がいるかもしれないし、結果的に寄付が増えればそれでいいわけで。んでも、会社やらでストレスが溜まっているからか、冷静に考えれば、最終的に寄付してもらったほうがいいということがわかるはずなのに、他人を責めてスッキリしたいってのがあるんでしょうかね。。。あとは、有名人に対する嫉妬とか。。。

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山口さんの分析が正しければ…

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