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X JAPAN、また解散はある!? 嫉妬、印税格差…日本の有名バンド6つの解散劇

メンバーの宗教傾倒で解散したザ・ブルーハーツ

『リンダリンダ』で知られるパンクロックバンド・ザ・ブルーハーツ。活動の中期以降、河口純之助(Ba)が幸福の科学にのめり込み、1991年に入局する。その後バンドのファンやスタッフを勧誘するなど問題を起こし、甲本ヒロト(Vo)と真島昌利(G)の怒りを買うことに。バンド自体は1995年に解散するが、ファンの気持ちを考慮して、バンド活動中は宗教にハマっていた事実はふせられていた。
THE BLUE HEARTS 「YOUNG AND PRETTY」

THE BLUE HEARTS 「YOUNG AND PRETTY」

 解散後、河口は音楽活動を続けつつ、幸福の科学の政党である幸福実現党の宣伝局長代理を務めるまでになる。一方、甲本と真島はその後ザ・ハイロウズを経て、現在はザ・クロマニヨンズで活動を共にしている。一部のファンの間では後継バンドという形でザ・ブルーハーツは存続していると声もあるが、そこに河口が合流することは二度とないと言われている。

途中加入メンバーの下剋上が引き金で解散…ジュディ・アンド・マリー

 1996年発表のシングル『そばかす』でブレイクを果たした女性ヴォーカルのロックバンド・ジュディ・アンド・マリー。当初バンドの実質上のリーダーは恩田快人(Ba)だったが、途中で加入した恩田より8歳年下のTAKUYA(G)がミュージシャンとして頭角をあらわしはじめ、活動の中期にはシングル曲のほぼすべてをTAKUYAが作曲するまでになる。
JUDY AND MARY

JUDY AND MARY「Orange Sunshine」

 下克上する形でバンド内でイニシアチブをとり始めるTAKUYA。これが原因で恩田が脱退を表明し、それが引き金となって2001年に解散。その後、TAKUYAはソロデビューを果たし、音楽プロデューサーとしても活動する。一方の恩田も同様に音楽活動を継続するが、知名度という点では過去の華々しさには及んでいない。

税金滞納で商標差し押さえになった黒夢

 90年代のヴィジュアル系ブームを語るうえで、欠かせないバンドといえる黒夢。結成当初はギターとドラムを含む4人編成だったが、最終的にメンバーは清春(Vo)と人時(Ba)の2人に落ち着く。1997年から1998年にかけては約230本ものライブをこなすなど勢力的に活動していたが、人時が清春に脱退を表明。理由は音楽活動よりも家族との時間を優先させたいというもの。
黒夢「アロン」

黒夢「アロン」

 これを受けて黒夢は、1999年に無期限の活動停止を発表する。清春は人時より年長者で兄貴分のような存在。人時は清春のワンマンな気質に辟易していたという説もある。のちに2009年には一夜限りの復活かつ解散ライブを行い、正式に解散。ところが翌2010年には再結成。2016年には税金滞納により「黒夢」の商標が差し押さえられる異例の事態まで発生した。 <文/ポン白子>
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