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月10万円の副収入。兼業農家は東京のサラリーマンでも可能だった

 「働き方改革」が叫ばれるなか、副業を解禁する企業が急増している。こうした流れを「妻子を養う責任がない自由に動ける若手社員だけの話」と、どこか他人事のように感じていないだろうか。実際には“もう一つのサイフ”は、本業が傾いたら困る家庭を持つ人にこそ必要なサバイバル術だ。

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ベランダから畑へと規模拡大。副収入だけでなく食費も浮く


 普段は都内で営業職をしている川窪純男さん(仮名・38歳)が、“趣味”として家庭菜園を始めたのは今から4年前のことだった。

「子供が食べる添加物が気になりだして、ベランダでオクラやトマトを育てたりしていたんです。マンション住まいなので、家庭菜園の域を出なかったのですが」

 状況が変わったのは、収穫物が食卓に上るようになった頃だ。

「仕事で埼玉県のお得意さんの家に行き、趣味について話したら『ウチの土地タダで使っていいよ。腐るほどあるから』と言われまして」

 こうして、思わぬ“農地”を得た川窪さんは、次々に新しい野菜に手をつけていったという。

採れたての野菜をネットでも販売

採れたての野菜をネットでも販売

「レタスやナス、カボチャなど作物を増やし、近所の奥さんたちに朝採れの野菜を1箱1000円で売るようになったんです。そしたら意外にお客さんがつきまして、今ではネットと合わせて月4万円くらいの売り上げになってます」

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「家の食費が著しく下がった」

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