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新型iPhone発表。旧型iPhoneユーザーは、どの新型に買いかえるべきか?

旧型ユーザーは、どの新型iPhoneに買いかえればいいのか?

 価格で見るなら、iPhone XRが一番安い。とはいえ、Xのように全画面ディスプレイにはなったが、3D Touchには対応せず、防水防塵性能もIP67のまま。カメラはシングルと、スペックは控えめ。  もちろんiPhone 6 Plus以前のユーザーなら、廉価版のXRに買い換えても満足することは間違いなし。ただし、iPhone7や8のユーザーで予算の関係でXSに手が届かないなら、ここは無理をせず7や8を使い続けてもいい。

iPhone XRはホワイト/ブラック/ブルー/イエロー/コーラル/(PRODUCT)REDの6色から選べる

 またXRを選ぶなら、なるべく安く済ませるために64GBで十分だ。もし、音楽や動画を保存することが多いなら128GBモデルをオススメするが、XRで256GBモデルにするくらいなら、もう少し頑張ってXSを買ったほうが楽しめそうだ。  もちろん予算がタップリあるならiPhone XS。きっと大満足のユーザー体験が得られるだろう。Xユーザーはともかく、それ以前のボタン付きiPhoneを使っているなら、XSに買い換える価値はある。ただし、いかんせん高い。512GBという大容量モデルがラインナップされたのはうれしいが、15万円以上なのでちょっと手が出ない。しかも64GB、256GB、512GBというストレージのラインナップのため、128GBを選べないのが悩みどころ。わざわざハイエンドモデルを買って使い倒すのであれば、64GBでは足りないことだろう。256GBが狙い所か。  サイズ面で言えば現在、iPhoneのPlusサイズを使っているならXS Max、普通サイズのiPhoneを使っているならXSを選ぶといいだろう。

iPhone XSシリーズはIP68の防水防塵性能を備えているので、雨の日も安心だ

 とにかくiPhoneファンであれば、どのモデルもきっちり進化しているので買いで間違いないが、iPhone 6 Plus以前の古い機種からコスト重視で買いかえるならiPhone XR、大画面の全画面モデルを試してみたいなら、iPhone XS Maxが感動しそう。X未体験で普通サイズを使う人なら、iPhone XSを検討してみてはいかがだろうか。  ちなみに筆者は、SIMフリーのiPhone XS Max 256GBを発売初日に購入する予定だ。 <文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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