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日本の常識は海外の非常識? 海外で通用しないお酒の飲み方

19歳の日本人でも飲酒OK!飲酒年齢は飲酒する国の法律に従う

 飲酒できる年齢も各国で異なります。飲酒に関しては、その国の法律に従わなければなりません。日本は20歳ですが、アメリカやマレーシア、チリ、エジプト、パラオなどは21歳です。20歳で旅行し、飲まないようにしてください。逆に、18歳からOKの国で、19歳の日本人が飲むのはOKです。刑法は日本国内での行為に適用されるためです。ただし、だからといって大麻が解禁されている国に行って、大麻を吸うのはNGなので注意してください。国外犯規定が適用され、日本で処罰される可能性があるのです。  さらに、海外では24時間お酒が買えるとは考えないようにしましょう。アメリカの州によっては日曜日は安息日の規制のためお酒を購入できません。また、スーパーではアルコール度数の高いお酒を販売していないこともあります。購入の際に年齢確認をしますが、日本のようにタッチパネルを触るだけでは済みません。きっちりIDの提示が必要です。  イスラム教国では基本的にお酒は禁止です。サウジアラビアなどは特に厳しく、旅行者でも飲酒やお酒の持ち込みができません。飛行機内で飲んでも、酩酊していると判断されれば入国できないほどです。旅行者用のバーでは飲酒が可能なところもありますが、そこで泥酔してしまうと逮捕されてしまうこともあります。もちろん、これは国によっても異なり、例えばトルコは人口の99%がイスラム教徒ですが、飲酒可能です。

日本以上に酒乱や泥酔に厳しい海外

 日本では少々酔っても無礼講のような文化もありますが、海外では通じません。酒乱はもちろん、泥酔するだけでも軽蔑の対象となります。お酒を飲んでもぴしっとした態度は崩さないようにしなければなりません。これは、日本でもマナーとしてはありますが、海外ではさらに厳しい目で見られることは覚えておきましょう。

海外では日本以上に泥酔が嫌われます。仕事を失ったり逮捕される可能性があるので十分に注意しましょう

 日本の常識を超えて厳しい措置が取られることもあるので、海外に旅行する際はその時にお酒事情をよく確認するようにしてください。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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