「熱々牛乳のぶっかけご飯」!? 元ボクサー内藤大助、思い出の貧困飯
そもそも内藤さんのいう貧乏料理は、すべて北海道の大自然が育んだ「恵み」なのだ。最高の高級食材の数々といっていい。結果、小食ながらも内藤さんの肉体は、がっちりと骨太となり、質のいい筋肉がついていった。
「中学のときは140㎝と小柄だったけど、力は学校でもトップだったし、運動神経もよかったんだよね」
気がつけば、食が細くて太りにくく、小柄で機敏さとパワーを兼ね備えた、ボクサーとして理想の肉体ができあがっていた。
「上京後、ボクシングを始めたときは、減量とか楽だったんだよね。母ちゃんは食の細い俺のために『少量でも頑強な体になる』最高の料理を食べさせてくれていたんだろうな。母ちゃんが作る貧乏料理、いま食べると、ホントおいしいんだよ。不思議だよね(笑)」
母親の愛情に感謝を込めて内藤さんはファイトマネーで民宿を建て直した。民宿「旭」は旅館といってもいいほど立派になっている。世界王者になった息子のように。
★内藤さんの貧困川柳『貧しさで泣いた分だけ強くなる』
【内藤大助さん】
ないとう・だいすけ●母子家庭に育つ。高校卒業後にボクシングを始め、’96年、プロデビュー。’07年に32歳でWBC世界フライ級王者に。’11年に引退。通算成績は36勝3敗3分け。現在は、ボクシング解説者、タレントとして活躍中
― [泣ける貧困飯]を再現 ―
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