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前澤社長の1億円お年玉、落選者たちの恥告白「偽アカにもダマされちゃった」

偽物にも踊らされる

 また、一連の騒ぎに便乗した『前澤友作の偽アカウント』も誕生。前澤氏とまったく同じアイコンだったためか、騙されてしまう人も多く存在した。「偽物にも、すっかり踊らされましたわ」と語るのは井口遼さん(仮名・33歳)だ。

「僕もこの企画が始まってすぐに、飛びつくように応募しました。そしたら締切当日だかに、『応募数が多く、抽選が困難なため新しいアカウントを作った。再度フォローとリツイートをしてくれ』という前澤さんのツイートを発見して。新しくフォローしリツイートしたんです。結局これは偽物で、恥ずかしかったです」  かなり巧妙な偽前澤の成りすましだが、少し冷静になれば「偽物」と気が付くような気も…。井口さんは分からなかったのだろうか。 「冷静に考えれば、分かったはずです。抽選なんて自動で集計できるだろうし。でも、一切の思考もなく飛びついてしまいました。それだけ楽して100万円が欲しかったんです。やっぱり、人間『金』ですね。金が絡むと判断能力が鈍るというのを痛感しました」 ※編集部注:前澤氏の公式アカウントでは、当選者を抽選で決めるというアナウンスはされていない
総額1億円のお年玉

画像は、偽前澤からの当選メールとして拡散されたもの

 幸い、井口さんは偽物の存在にすぐに気が付いたそうだが、さらに踊らされた不注意な人も数多くいたよう。偽前澤アカウントから当選メールを受け取り、「舞い上がったこの気持ち返してください」と、本物の前澤氏に不満をぶつける投稿者もおり、なんだか見ていて悲しい気持ちになってしまった。

第2弾の開催はあるのか

 結果発表同日、前澤氏は第2弾の開催を匂わすツイートを投稿している。再度開催されてもすぐに飛びつくのはなんだか悔しい。  とはいえ、第2弾が始まったら、記者も含め応募者はまた後を絶たないのだろう。〈文/日刊SPA!取材班〉
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