お金

憧れの沖縄移住も、1年で借金生活に…甘すぎた37歳の現実

 急な出費に追われたときについつい手を出してしまう「借金」。今ではスマホだけで済む便利なサービスが多数登場しているが、気軽に借りた数万円から気づけば“自転車操業”に陥る人が続出している。さらに住宅ローンも抱えれば、もはや破綻待ったなし。借金で安眠もできない人たちの姿を追った。

憧れの沖縄へ移住するも気がつけば借金まみれに

佐伯一樹さん(仮名・37歳・独身)工場勤務・年収400万円 総額借金265万円
佐伯一樹さん

佐伯一樹さん(仮名)

 ライフスタイルの変化が借金のきっかけになることも。都会での生活に嫌気が差して沖縄に移住した佐伯さんを待っていたのは、極楽どころか借金地獄だった。 「ずっと沖縄の雰囲気が大好きで、5年前に100万円を貯めて移住したんです。これで悠々自適な生活ができるかと思いきや、レオパレスを借りるだけで30万円近く吹っ飛んで。仕事もすぐには決まらなかったので、貯金はたった半年で底をつきました」  自己都合で退社した前職の失業保険もすぐに切れ、一気に生活はカツカツ状態に。苦労して見つけた食品工場の派遣も月の手取りは15万円ほど。  沖縄県は法律で定められた最低賃金が762円と、東京の985円よりずっと安い(平成30年10月の改定値)。求人数も都会よりはるかに少ない。  旅行者としてのんびりする分にはいいが、仕事して生活するのは大変なのだ。  結局移住して1年もたたずに、生活費を借り入れでまかなうハメになった。 「酒やレジャーに風俗など、観光客のようなカネの使い方をしていたんだと思います。足りなくなったら、クレカのキャッシングで借りればいい。手軽すぎて借金をしている感覚はほとんどありませんでした」
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期間工で借金返済を目指す
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