JAPAN HOUSEのイベント「RIO2016 to TOKYO2020」に登場したインペーリオ・セハーノのメンバー
JAPAN HOUSEで大掛かりに設置された日本文化の展示の数々に感激・感嘆・感動して以来、彼らの日本への興味と情熱は強まるばかり。日本と繋がれたこと、その特別なイベントへの出演体験を今も誇りに思っている(生涯の記憶となりそうだ)という。
ちなみに、本場リオのサンバチームはそのほどんどがリオの下町の歴史的スラム街に本拠地を置く。貧しさと苦しみの中で老若男女が助け合う手法、哲学、文化が本来のサンバの姿だ。
ブラジル人の日本への愛着と憧れは、われわれ日本人が驚くほどに強烈だ。貧しい境遇である反面、ピュアでまっすぐな日本への憧れを持っている人が多い。「RIO 2016 to TOKYO 2020」とのタイトルが掲げられたイベントに出演した彼らは、2020年に日本へ行ってリオと東京の人々をサンバの輪で繋げるべく演奏したいと願っている。
2016年のJAPAN HOUSEのオープニングイベントでは、彼らは和太鼓グループとサンバの太鼓を持ち変えて共演するというセレモニーにも出演、和太鼓の演奏を体験した。和太鼓のリズムと手法と、その世界観に大きな関心を持っている。