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3人に1人が発症!? 大人の水ぼうそう「帯状疱疹」の恐怖

ワクチンによってリスク軽減が可能

 こんなにも身近で恐ろしい帯状疱疹。予防法はあるのだろうか? 「ストレスのかからない生活習慣など免疫力の低下に気をつけることはもちろんですが、早期治療が有効ですので、痛みを伴う発疹を見つけたら、できるだけ早めに受診してください。また、近年は50歳以上を対象にワクチンを使用した予防接種を行っています。だいたい7000円~1万円で、有効期間はおよそ10年。リスクを完全に防ぐものではありませんが、発症率が半減、後遺症の重症化率も軽減されます」  一度発症した人は免疫がつき再発しづらくなるというが、それでも数%は再発のリスクがつきまとうという帯状疱疹。万全を期すならワクチンの接種が有効か。 〈取材・文/日刊SPA!取材班〉 【園田広弥氏】 世田谷そのだ皮膚科院長。皮膚科専門医。筑波大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院、がん・感染症センター、都立駒込病院、国立病院機構相模原病院など国内トップレベルの専門病院で皮膚科診療に従事し、’16年に開院。
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