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38万円で買ったセルシオのその後 オークション評価4.5点のクルマはどうなった?

38万円のセルシオの最後。これが現実でした……

 そこでその業者に電話をして、セルシオの今後を確認してみました。ダメ元で電話してみたのですが、驚愕の事実が判明。  なんとあのセルシオを、解体して部品として販売するというのです。  どんなに良い車でも、不具合がなくても、需要がなければ相場は下がります。以前であれば、「他に不具合がなくても、エアサスの修理に40万円」というように、大きなマイナスポイントがあったから解体されるということはありました。また、きれいな個体でも、走行距離が多めの車両は、そういった対象だったと思います。

さようなら、そしてありがとう、38万円のセルシオ

 しかし、私が所有していたセルシオは、走行距離5万km台。欠点がなくとも、良い中古車の供給が多い現在では、たとえ銀座が似合う高級車だったとしても、解体される運命なのです。  どこも不具合がなく、オークション評価4.5点というほどきれいなセルシオは、もはや解体したほうが高く売れる……。これが現実でした。
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう

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もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう

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