お金

「無駄のない買い物をしたい」なら予算を第一に考えるべきではない理由

 腕時計だけでなく、クルマも好きな斉藤由貴生です。私は、現代のおかしな消費を変えるために実践を重ねながら、いろいろ研究してきました。私は30代のいわゆるバブルを全く知らない世代です。所有欲の薄い世代とは言われますが、私の場合は、むしろ価値あるものは我慢せず所有したいと考えています。そんな私の価値観を、不定期ですがご披露したいと思います。

斉藤由貴生

第16回 売れる価値がある家具を吟味してみるべし

 例えば、部屋のリビングをすべて売れるアイテムで揃えてみたとします。 ソファ=フリッツ・ハンセンのスワンソファ(デンマーク)中古20万円 カーテン=フィスバ(スイス)中古3万円 オーディオ=バング&オルフセン(デンマーク)中古15万円 スタンド照明=FLOS(イタリア)中古2万円  ちなみに中古品の買い方については、別の機会にお伝えします。  さて、これらの家具は、中古であっても高いなあと感じると思いますが、これらの家具はすべて売れるモノです。手が届く範囲で楽しみながら、捨てるストレスからもモノを買ったらお金が減るという不安からも解放される。それこそが売れる価値があるモノとの優雅な生活なのです。目の前にある予算内の家具を買うよりも、結果的にこちらのほうが経済的だということです。 家具 もちろん、家具なので、部屋のテイストによって好みは分かれると思います。それに、家具だからとすべてが売れるわけではありませんので、「売れるモノ」と「売れないモノ」をバランスよく所有すればいいのです。例えば、テレビは買ったらほぼ同額で売りづらいアイテムです。テレビを観たければ買えばいいでしょう。最近は持たない人も増えたので、お金をかけなくてもいい部分だと思います。  注意点としては「売れないモノ」を買う場合、割り切りが重要です。割り切りとはどれだけ損する覚悟があるかということ。

予算を第一に考えない=お金がないのにローンを組んでまで買うべきというわけではありません

 例えば、私がテレビを買うならば3万円程度の32型にします。もしくは、同じ予算で40型が買えるので時間があればそっちを狙ってみるかもしれません。しかし、何十万円も出して4Kとか3Dという謎機能のモノは絶対に買いません。なぜなら4Kも3Dも対応するコンテンツが少ないし、他の消費者もそう感じている人が多いからです。  もちろん、4Kの意味もわからずに「なんとなく良さそうだから買う」なんてのはもってのほか。重要なのは、何度も言いますが「ほかの人に売れるか?というところまで考えて買う」ということなのです。そのためには、面倒くさがらず、ある程度の知識を押さえることも大事ですね。1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう

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