人気の“昭和レトロ家電”3選。実用性+デザインが懐かしい
「AI搭載」など、最近の家電業界はハイテク化が著しい。その一方で、じわじわと人気を集めているのが、古き良きデザインの“昭和レトロ家電”だ。あえて昭和レトロなデザインのブームが起きている理由を「昨今トレンドになっている整理術が影響しています」と解説するのは『週刊アスキー』の女性編集者・つばさ先生だ。
まずは「SB-FH20」。メーカーは、その名を聞けば青春を思い出す人が多いであろうアイワだ。
「絵に描いたような『ザ・レトロ!』な商品。しかし、古くささはなく、真っ白ではない選曲ダイヤルやリアルウッドの素材感など、すべてが計算され、使い続けたくなる設計です。手のひらサイズで、存在感もちょうどよく、インテリアの邪魔をしない点も◎。メタルホーン使用で、音に重厚感があり、歪みがなく高音質で聴けます。この見た目で、Bluetooth対応など中身は最新なんです!」
思い出の音楽を聴けば涙ものだ。
【アイワ SB-FH20】
一見”こもった音”がしそうだが、リアルウッドとメタルホーンスピーカーによってクリアサウンドを実現。ワイドFMチューナーも搭載。一時は終息したアイワも、テレビを発売するなど、元気を取り戻しつつある
実勢価格:1万1745円
サイズ:W152×D120×H187(mm)
重量:約400g
カラー:ブラウンウッド
お次は、おばあちゃんの家にありそうなビジュアルのパナソニック「ミニクッカー SR-MC03」。
「推しポイントは1.5合“しか”炊けない点。不便に思えますが、冷凍すると味が落ちるので食べ切れる量はうれしいです。保温機能もないので、最もおいしい状態を堪能できます。鍋やカレー、スープなど簡単な料理もお手のもの。ガラス蓋が便利で、様子を見るために蓋を開けなくて済みます。旨みを逃がすことも防げますね」
【パナソニック ミニクッカー SR-MC03】
スイッチひとつのシンプル操作。単にレトロブームに乗っただけでなく、パナソニックの技術をしっかり継承。フッ素樹脂加工などお手入れも楽ちん。おひとりさまや2人暮らしの人などにはピッタリなサイズ感だ
実勢価格:7000円
サイズ:W210×D160×H160(mm)
重量:1kg
カラー:ホワイト・シルバー・ピンク
「最新家電は多機能で便利ですが、正直“そこまで必要じゃない”という人も意外と多いです。さらに、最小限の機能を工夫して豊かに暮らすことが“贅沢”として定着しつつあるのだと思います」
そんななか、今買うべき昭和レトロ家電とは何なのか?
ノスタルジックなデザイン+高音質の才色兼備なニクいやつ
約17年前に発売されたモデルの復刻版!炊飯だけでなく、煮込み料理も可能
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