社風や校風、環境選びには「風」が重要なワケ
これは転職や就職活動でも同じことが言えます。「自分は何がなんでもこの会社に入るんだ」という強い意志があればそれで構いません。しかし、たとえば同じ職種で会社選びに悩んだら、会社で行われる企業説明会で、実際に働いている人達のことをよく観察しましょう。その時に「働くならここがいい」という想像が働けば、それがやる気に繋がります。環境というのは結局のところ、人間関係です。
私たちはステータスの高さを理由に環境を選んでしまいがちです。確かにステータスが高いに越したことはありませんが、自分の肌に合わなければ本末転倒です。「良いはずなんだけど何か違う」という違和感に苛まれてしまいます。
「郷に入りては郷に従え」ということわざの通り、どこかの集団に属せば、その集団のルールを受け入れることになります。だからこそ、「ここのルールならば」と思えるような環境を慎重に見極めましょう。人生が開くか閉じるかは、環境の選択次第です。
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中
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