社用スマホって必要?デジタル世代の新入社員の本音は…
社会人1年目の筆者は、会社に入社したら全員が社用携帯をもらえるものだと思っていた。しかし、実際には支給していない会社も多いという。周りの新入社員に社用携帯が支給されたか否かを聞いたところ、45人中支給された人が4割、されていない人が6割だった。
筆者は後者であったため、支給されている人を見て羨ましく思っていた。だがなかには、支給されるのはありがたいが、使い道に困っているという人もいるようだ。
そこで今回は社用携帯に関するさまざまな声をまとめてみた。
「私用でiPhoneを使っているのですが、支給されたのは型の古いアンドロイドでした。それがとにかくゴツくて重い。『とりあえず支給しておくけれど、後はご自由に』という感じで渡されたのですが、周囲で使用している人は見たことがないです。私も初日だけ使いましたが、今は結局デスクに眠ったままですね。私用で使っている型と同じiPhoneだったら使っていたかもしれません」(男性・23歳・広告代理店)
「私用で使っているものと同じ型のiPhoneが支給されました。これを通してデザリングしないと、社用のパソコンが使えないので仕方なく使っています。なのでアポに行く時には常に社用スマホと社用PCの両方を持って行かなければなりません。2台持ちが面倒で、中には社用スマホを私用で使っている人もいます。でも、プライベートが会社に筒抜けになってしまうので若い人はやらないですね。
仕事とプライベートを分けられるというのが利点ですが、プライベートの時間でも、結局社用携帯にかかってくる電話には出なければならないし、2台持つメリットはないですね」(女性・22歳・人材会社)
良かれと思って支給されているはずの社用携帯。どうやらデジタル世代の若者にとっては、使い勝手がイマイチなようだ。
だが、支給されていないという人の声はもっと深刻だった……。
支給されたのが型の古いアンドロイドで……
2台持ちが面倒で……
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