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iOS 13の便利機能まとめ。iPhone 11を買わなくても最先端感を味わえる!

ウェブページの縦長画像も一発キャプチャ!

 iPhone XSなら、サイドボタンと音量UPボタンを同時押しすることでスクリーンキャプチャが撮れる。これまでは、画面に表示されている部分が画像で保存されていたのだが、iOS 13ではウェブページを撮る際、縦長の全体を保存できるようになった。  画像をキャプチャしたら表示されるサムネイルをタップし、「フルページ」タブに切り替えて保存すればいい。

キャプチャーのサムネイルを開き、「フルページ」をタップ

便利なリマインダーの注意点は?

「リマインダー」もアップデートされている。グループ分け機能が強化されており、日時指定やフラグの有無に分類されるほか、リストもグループ化できる。そのため、「プライベート」というグループに「買い物」「飲み会」といったタスクを登録できるので管理しやすくなった。  ただし、大幅刷新となり、従来のバージョンとは混在できないので注意が必要。iCloudで同期している古い端末も利用している場合は注意すること。

「リマインダー」が使いやすくなった

ギガ節約の省データモードを追加、iPhoneを探すも進化!

「不明な発信者を消音」という機能が追加され、不明な電話番号からの着信は音が鳴らずに、留守番電話に送られるようになった。履歴リストには表示されるので、後で確認することは可能。

「設定」→「電話」→「不明な発信者を消音」をオンにする

 ギガを節約するための「省データモード」にも期待したい。「設定」の「モバイル通信」から利用回線の設定画面を開くと、下に「省データモード」というスイッチが追加されている。オンにすると、iPhoneが通信するデータ量を削減してくれるというもの。機能をオンにしても、例えばブラウザやYouTubeの通信量が減るわけではなさそう。自動ダウンロードや同期、バックグラウンド通信などが抑制されるようだが、詳細情報の公開を待ちたい。とは言え、ギガが少なめの契約をしているユーザーならありがたい機能になりそうだ。

期待される「省データモード」

「iPhoneを探す」と「友達を探す」が統合されて、「探す」アプリにまとめられた。さらに、端末がインターネットに接続されていなくても、Bluetooth機能を利用し、近くにある他人のアップル製品を経由して位置を送信することも可能。紛失時の心強い味方になってくれそうだ。

新しくなったiPhoneを探す

 iPhone X以降のFace IDでのロック解除が2~3割高速化され、初めてダウンロードするアプリのサイズは平均で半分になり、アップデートサイズは60%減り、アプリの起動速度は2倍になるという性能アップも著しい。  iPhone 6s以降のiPhoneを使っているなら、ぜひアップデートすることをオススメする。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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