更新日:2023年04月20日 12:26
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保育園でイクメンを気取った父親が、娘から食らったキツい一言

曇りの天気の中、遠足の決行

 肝心の遠足だが、ここ最近の天候の不安定さもあり、あいにくの曇り空だったという。 「保育園は共働き親子がほとんどなので、順延せずに遠足は開催されたんです。芋ほりの田んぼが駅から20分ほど歩いていく離れた場所で。すでに、遠足の田んぼに向かう途中で、雨がぽつぽつ降ってきたんです。“これはやばいな”って思ったのですが、芋ほりは昼には終わる予定だったので、“なんとか持ってくれ”って心の中で願いました」  普段はビジネスシューズしか履かないが、久しぶりに履いたスニーカーは、ゴム底が水没。途中の100円ショップで、あわてて偽クロックスサンダルを購入したそうだ。 雨 「もう足元はびちゃびちゃ。園長先生の話しの最中に、雨がどんどん本降りに。みんな簡易なレインコートしか持っていなくて、濡れた状態で、あわてて芋ほりがスタートしました。肝心の芋ほりの最中に、ゲリラ豪雨にも見舞われましたね…(苦笑)」  心底疲れた表情を浮かべて、語りだす角田さん。しかし、悲劇は続く。 「雨はレジャーシートの荷物を直撃し、弁当も水浸しに。恒例の記念写真の撮影も、お昼の時間もなく、慌てて芋を掘って解散になったんです」  角田さんの弁当は披露する機会はなく、遠足は終わった。しかもなぜか子供から「もうパパは来ないでほしい」と言われてしまったとか…。  雨が降ってしまったのは運が悪いとしか言いようがないが、行事などの時だけ張り切ってイクメンアピールをしようとしたのが裏目にでたといえそうだ。<取材・文/池守りぜね>
出版社やWeb媒体の編集者を経て、フリーライターに。趣味はプロレス観戦。ライブハウスに通い続けて四半世紀以上。家族で音楽フェスに行くのが幸せ。X(旧Twitter):@rizeneration
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