更新日:2023年04月25日 00:19
仕事

スランプに陥ったら「信念を貫く」と未来が開ける/歌舞伎町10億円女社長

 こんにちは、内野彩華(うちのあやか)です。  新宿・歌舞伎町にキャバクラを4店舗経営する歌舞伎町の女社長。そんな私が野心の大切さを説く、この連載。第55回は「信念を貫く」がテーマです。
歌舞伎町

※画像はイメージです(以下同じ)

 仕事をしていれば、本気で取り組んでいればいるだけ、必ずスランプが訪れます。そんなとき、何を信じればいいのでしょうか。正直言って、わたしにはそれがよくわかりませんでした。  今回は、わたしの例を振り返りながら「信念を貫けば未来が開ける」というお話をします。

キャバクラで経験したスランプ

 キャバクラで働くようになってからもう20年。これまでにいろいろなスランプを経験してきました。はじめのスランプは、キャバ嬢でなかなか売れなかった時代。  試行錯誤してナンバーワンになったあと、強敵が現れてナンバーワンの座を奪われてしまった時期。キャバクラを経営しはじめてからも幾度となくスランプに見舞われました。  スランプに陥っているときは、目先の状況にパニックになって、基本の動作を忘れがちです。  キャバ嬢で売れなくなったときは、焦って黒服や仲間のキャバ嬢に当たり散らした結果、「もうあなたと一緒になんてやってられない」とか「あなたにはついていけない」と呆れられて、協力してくれる大切な仲間を失いました。

「ありがとう」のLINEを忘れてしまった

クラブ 女性 本来は毎日お客様に「ありがとう」のLINEや、近況報告のLINEをすべきなのに、できないこと。お客様の誕生日をチェックしてプレゼントを手配したり「おめでとう」のLINEをすべきなのにすっかり忘れてしまうことも。  いざ、自分の誕生日の営業をすると「わたしの誕生日を忘れてる人の誕生日なんて祝いたくない」と言われたりしたこともあります。  それから、久々来てくれたお客様にここぞとばかりに単価をあげようとしたら「なんかガツガツしてて変わったね」とか「歌舞伎町に染まったね」と言われ、二度と来ないお客様となってしまったりしました。  このように、スランプのときにやたらめっぽう動きまくると、事態を悪化させて、さらに状況を悪くしてしまいます。
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スランプに陥ったらどうすべきか?
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新宿歌舞伎町キャバクラ「アップスグループ」オーナー。株式会社アップス代表取締役社長。津田塾大学卒業。25歳のとき、当時勤めていた外資系IT企業をやめて、歌舞伎町にキャバクラを開業。現在、歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗展開するまでに。キャバ嬢の育成やキャバクラの立ち上げ、経営改善のコンサルティングなども行い、グループ年商は10億円にもおよぶ。著書『劣等感を力に変える 成り上がる女の法則』が発売中

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