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1か月で6kg減った、食費1日600円の糖質制限食とは?「鍵はタンパク質と脂質」と医師

生活習慣病の極みである「2型糖尿病」の過半数は年収200万円未満!

 全日本民主医療機関連合会から「2型糖尿病患者の57.4%が年収200万円未満の貧困層である」という衝撃的な調査報告がなされた。 「富裕層の病気=糖尿病」であり「貧困層の病気=栄養失調」というイメージが強いが、実は低所得者ほど白米やパンといった炭水化物を食べ、糖質過多から肥満に陥り、栄養状態が偏っていくのだ。  糖尿病にかかる原因は、肥満・運動不足・生活習慣の乱れとはっきり定義されている。ただでさえ働き詰めになりがちな低所得者にとって、糖尿病は避けられない病気となりつつある。  さらに深刻なのは、富裕層のように医療にお金をかけられないために、重篤化するまで気づかない人が多いということ。また、通院に要する時間やお金がないという人も存在する。  日本の貧困格差は、すなわち健康格差である。低所得者ほど健康を害する時代となっていることを自覚しなければ、身の守りようもない。 【亀川ひかるクリニック院長・亀川寛大氏】 一日1麺生活を改め、糖質制限を開始。『ラーメン好きの医者が教える糖質制限の外食ガイド』(マキノ出版)では60種類のメニューを自らの体で徹底調査 <取材・文/週刊SPA!編集部> ※週刊SPA!10月29日発売号の特集「最強の糖質制限」より
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週刊SPA!11/5・12合併号(10/29発売)

表紙の人/ 福山雅治

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