更新日:2023年04月27日 10:15
カーライフ

スバルオタクのスバリストが愛するスバル車に求めるものは?

レヴォーグ以上にスバリストを悶絶させた最後のEJ20搭載モデル

永福:ますますシアワセそうだな。ところでスバリストとしては、スバルブース最大の目玉は何だったのだ? マリオ:それは新型レヴォーグよりも、WRX STI EJ20ファイナルエディションでありました! 永福:新しいモデルよりも、消えゆくモデルが注目だったのだな? マリオ:はっ。EJ20とは、初代レガシィ以来長年使われ続けてきたスバルの傑作エンジン名でありますが、それを搭載する最後のモデルであるWRX STIが、ファイナルエディションとして555台限定発売されるのであります! スバリストは、私を含め守旧派が多いため、これが最後ということに強く反応します。すでに注文は限定生産台数の10倍以上入っておりますので、抽選による販売となります!

限定555代のWRX STI EJ20ファイナルエディション

永福:抽選か……。フェラーリのように、メーカー側が熱狂的スバリストを選んで、「貴殿のために1台枠を取ってあるからね。チャオ」みたいなことはやらんのか? マリオ:厳正なる抽選であります! 永福:マリオのスバリストとしての貢献度を評価して、枠を1台取ってもらうことはできんのか? マリオ:仮に取っていただいても、経済力がありません! 永福:だな。現在の素インプレッサG4(1.6i 5MT)も、消費者金融の過払い返還金で買ったくらいだからな。まだ金融会社のブラックリストからは外れておらんのか?

過払い金返還で買ったマリオの愛車インプレッサG4

マリオ:それが、インプレッサを購入したころから、ついにクレジットカードが作れるようになりました! 永福:なんと! マリオ:20代後半から長年にわたって、カードを作れない身に堕ちておりましたので、カードで買い物をしたり、ETCゲートをくぐったりするたびに、深い勝利のヨロコビに浸っております! 永福:本当にシアワセそうでよかった……(涙)。 取材・文/清水草一
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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