ホンダの次期フィットは何顔? 初代はリス、2代目はキツネ…
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
いよいよ一般公開が始まった東京モーターショー。今回は輸入車ブランドの出展が前回よりさらに減り、寂しさは禁じ得ない。
そんななか、最大の注目は、初公開されたホンダの次期フィットだ。なにせフィットと言えば、国内販売台数でカローラを抜き、首位に立ったこともある超量販モデル(02年)。広い室内を持ち、燃費にも優れた実用的コンパクトカーとして、不動のベストセラーカーの地位にある。
ところがこの次期フィット、今回の発表前に電動パーキングブレーキの不具合が判明し、発売が来年2月に延期されてしまった。
現行フィットも、発売直後からリコールが相次ぎ、そのせいで販売が思ったように伸びなかったけど、新型は発表前から発売延期とは……。なんだか悪い予感がするが、発売後に不具合が発見されるよりはよかったとも言えるでしょう。
アクアよりもカーマニアに評価が高いフィット。その理由は?
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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